関東甲信以西が5月中という異例の早さで梅雨入りした2011年。外干しできない状況での上手な洗濯・乾燥方法を考える企画を第1弾、第2弾と続けてきたが、今回の第3弾では「除湿乾燥機」を取り上げる。 従来は除湿機といえばジメジメした部屋の除湿が主な目的だったが、ここ2~3年は、部屋干しの洗濯物を乾かす“衣類乾燥機”用途を重視して購入する人が急増。8割を超えているという。また、2010年、三菱電機から「部屋干し対応」を訴求する製品が登場したこともあり、除湿機全体の2010年度の販売台数は前年比117%と2ケタの伸びを示している。 これまで衣類乾燥に使われる家電製品といえば、洗濯乾燥機、エアコン(ランドリーモードなど)、浴室乾燥機、扇風機などさまざま。これらの家電をすでに持っていれば、それを活用する手もあるが、それぞれにメリットとデメリットがあるのが現状だ。 洗濯乾燥機は洗濯の延長で手間を掛けずに乾