先日、労働政策研究・研修機構が発表した「子どものいる世帯の生活状況および保護者の就業に関する調査」は、子育て中の親の状況(二人親・一人親、仕事、経済状態など)と子育ての関係についての調査で、いろいろと興味深いデータが掲載されています。ここでは、個人的に興味を持ったデータをご紹介します。 この調査は、全国の末子が18歳未満のふたり親世帯またはひとり親世帯を対象に、各2,000世帯ずつに調査票を渡して行いました。ふたり親世帯で回答があったのは1,435 票(うち、79 票は父親回答)でした*1。以下は、「4.仕事と育児への支援 (1) 家事と育児はどのように分担されているのか」(p.15)の図4-1です。 なんと、(調査に妻が回答した場合…これが全体の95%)母親が仕事を持っているか、持っていないかで夫婦間の家事・育児負担の比率がほとんど同じで、「妻ほぼ10割」が半分近くを占めているのです。
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