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2009年2月21日のブックマーク (3件)

  • ネガティブなことを伝えるときには素朴に飾らず分かりやすく - 発声練習

    私もできていないけど自戒として。 相手を批判するとき、また、相手に自分が不快だと思っていることを伝えるときには「素朴に飾らず分かりやすく」を心がけるべき。その理由は、重箱の隅をつついて話をそらすという行動を相手にとらせないようにするため。 特に法律用語や科学技術用語の使用は避ける。法律用語や科学技術用語は、明確な定義があり、素人は多くの場合あいまいな意味でその用語を使っている。相手のやったことの非を相手に分からせる目的で法律用語を使ってはいけない(「これ、***という罪になるの知っていますか?」など)。こういう用語を使った瞬間に「〜の定義から言うと今回のケースはその〜に当たらない」というような切り替えしがくる場合がある。 私たちが勇気を振り絞って相手にネガティブな事柄を伝えるのは、自分が相手のある行為に傷ついていたり、あるいは相手にもっと良くなって欲しいと思うから。重要なのはその自分の気持

    ネガティブなことを伝えるときには素朴に飾らず分かりやすく - 発声練習
  • イマイチだった晩飯をもっとウマく!--プロセス志向でカイゼンしてみる

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回は「コンロ1台、鍋3つ、炊飯器なし」という厳しい状況で、休日の夜に美味い晩飯をうべく、調理の工程を図にして作業の流れを考えることを試みた。……結果的にできあがった晩飯はマズかったのだが。 失敗は、おかずの調理が完了した時点で、ごはんの出来上がりから25分も経過し、すっかり冷めてしまったことだ。問題は「出来上がったご飯を鍋で温め直すことはできない」ことを失念していた点にある。いや、確かに鍋で湯を沸かし、ラップで包んたごはんをビニール袋に入れて、湯で温め直せばホカホカにはなる。しかし、今回は敢えてこの手段はとらずに、すべてのメニューが出来たてホカホカに近い状態になるようにしてみたい。そのためにはどうすればいいか? 少しずつ問題を解決し

    イマイチだった晩飯をもっとウマく!--プロセス志向でカイゼンしてみる
  • 壁と卵(つづき) - 内田樹の研究室

    村上春樹のエルサレム・スピーチについて二件の電話取材を受けたと書いた。 電話取材というのはむずかしい。 30分ほどしゃべったことを5行くらいにまとめられているコメントの場合には、「言いたいこと」が活字になっているということはほとんどない。 私が「言いたいこと」というよりは記者が「理解できたこと」が書いてある。 場合によっては記者が「言いたいこと」が私の名前で書いてあるということもある。 たぶん読む方もそれくらいに割り引いて読んでくれるだろうから、あまり硬いことは言わないつもりである。 それでも、わずかな字数では意を尽くせないことがある。 私がそのとき言いたかったことをここに書きとめておきたい。 それは「壁」というメタファーについてである。 もっとも一般的な解釈は「壁」を政治的な暴力装置、「卵」をその犠牲者と見立てることである。 もちろん、村上春樹自身もその解釈を否定しているわけではない。