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  • 【現代詩】「砂の砦」 約束、のイメージ 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    砂の砦 甲冑をまとったまま 浅い眠りから覚めた男は 目の前に広がる砂漠の その涯に舞い上がる砂嵐を見た それは数万の軍勢が 怒りの声を上げながら迫る標 男がたった一人で防がなくてはいけない 狂乱の奔騰 狂気の激流 味方はただ眼球の溶け落ちた 暗い眼窩を兜の庇に隠した男たちだけ やがて男は砦の前に立ち 錆びた剣を振り上げる この砦を守るために あの青い月の夜 たった一度交わした 言葉のために ***** Google Geminiによる解説 暖淡堂の詩「砂の砦」解説 詩の全体像 「砂の砦」は、壮大な自然と人間の孤独、そして使命感を描いた詩です。砂漠という過酷な環境の中で、男はたった一人で、数万の軍勢が迫る砂嵐という絶望的な状況に立ち向かいます。この詩は、男の内面の葛藤と決意、そして過去の出来事が現在の行動に深く結びついていることを暗示しています。 詩の各節の解説 1節・2節: 甲冑を身につけ

    【現代詩】「砂の砦」 約束、のイメージ 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/09/09
    こんにちは。「Google Geminiによる解説」私も投稿の一部に「AI」を活用しています。コピペは問題があると思いますが、有効なツールと考えています🙂
  • 「それぞれの秋」 アリス それぞれの時を過ごしながら - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 谷村新司さんが亡くなって、心の空隙が埋まらないまま、いつの間にか時が過ぎています。 アリスⅧに収められて、シングルにもなっている「それぞれの秋」、時々思い出します。 この曲が発表されたのは、僕がまだ高校生の頃。 歌詞の意味は、よく理解できていなかったと思います。 なんだか、とても暗い印象の曲だな、くらいにしか思っていませんでした。 それが、このところ、思い出すたびに、少しずつ味わえるようになってきています。 自分が学生の頃は、キラキラと輝いていたのかな。 自分がどうなっていくのかわからない不安で、「夢」のようなものにすがるような物言いをしていなかっただろうか。 自分は、結局は「ささやかに生きて」きたのだろうなあ、なんて思ったりしています。 この曲を聴くと、そんなことをなんとなく考えてしまいますね。 まだ気温の高い状態は続くような予報です。 休日の午後、こんな曲を聴

    「それぞれの秋」 アリス それぞれの時を過ごしながら - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/09/07
    こんにちは。私にとって「谷村新司」は全くの別の意味で助けて頂いた人間です。ガッカリさせたら、御免なさい▶️https://madenokouji358.hatenablog.com/entry/2023/10/16/160807
  • 「おほけなく うき世の民に 覆ふかな」 前大僧正慈円 「愚管抄」の作者であり、後鳥羽上皇の挙兵には反対だった - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第95番目の歌の作者は前大僧正慈円さきのだいそうじょうじえん(慈円)です。 生涯で4度、天台宗の座主となった人です。 今回は前大僧正慈円について紹介します。 前大僧正慈円とは 生年1155年、没年1225年。 関白藤原忠通の六男で、1192年に天台宗の座主となっています。 藤原定家らとも交流があり、後鳥羽院の歌壇で歌人としても活躍していました。 兄は九条兼実で、政界の中心にいた人物。 百人一首に収められている歌は、京の街に武士が攻め込んできたり、疫病が流行ったりしたことを悲しんで歌われたもの。 慈円は公武の対立よりも調和を望んでいたらしく、後鳥羽院の挙兵には反対していたとも伝えられています。 「愚管抄」は、鎌倉の幕府との対立を深める後鳥羽院を諫める意味でも書かれたようです。 時代背景 「愚管抄」の成立は1220年頃。 後鳥羽上皇が中心となり挙兵して起こされた承久の乱が1221年5月

    「おほけなく うき世の民に 覆ふかな」 前大僧正慈円 「愚管抄」の作者であり、後鳥羽上皇の挙兵には反対だった - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/09/01
    こんにちは。「おほけなく うき世の民に 覆ふかな 我が立つ杣に 墨染の袖」「百人一首の歌」我が高校はカルタが強かったです。何処かの大学に勝ち、全国一位になりました😊
  • 久々にのんびりと週末を過ごしています - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 暑い日が続いていますね。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 コロナに感染して、療養中の方もいらっしゃるようです。 暑いだけでも体調を崩してしまいますよね。 どうぞご無理されず。 なんとか、乗り切っていきましょう。 先月初めから出向して新しい職場に通っています。 まだ研修中なので、出勤しているという感じにはなっていないです。 見習い、ビギナー、初心者。 立場があるような、ないような。 それでも通っています。 定年の歳、還暦間近で、スタートしなおすというのも、貴重なことだろうなと思います。 こんな機会をもらえた僕の定年、そこそこラッキーかもしれません。 研修は、学び直したり、新たに覚えたりすることが多くて、7月は休日がその対応でつぶれていました。 7月の大波を乗り切ったので、8月は少しのんびりできそうです。 週末の休日は、自分のためのことに時間を使えそうで。 それでも

    久々にのんびりと週末を過ごしています - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/08/12
    おはようございます。「定年の歳、還暦間近で、スタートしなおすというのも、貴重なことだろうなと思います。こんな機会をもらえた僕の定年、そこそこラッキーかもしれません」私は定年と同時にお袋の介護に突入😥
  • 「み吉野の 山の秋風 さ夜更けて」 参議雅経 後鳥羽院に重用された、蹴鞠が上手な「新古今和歌集」の選者の一人 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第94番目の歌の作者は参議雅経さんぎまさつね(藤原雅経)です。 後鳥羽上皇に重用され、藤原定家らとともに「新古今和歌集」の選者の一人でもありました。 今回は参議雅経について紹介します。 参議雅経とは 生年1170年、没年1221年。 官位は従三位、参議でした。 藤原雅経の父、藤原頼経が源義経と親しい関係にあり、源義経が追われた後は藤原頼経、雅経親子は鎌倉に護送されることになりました。 しかし雅経は頼朝からその和歌や蹴鞠の才能を認められ、源実朝とも親交を結ぶなどしたため、次第に頼朝からも重んじられるようになりました。 この藤原雅経は、後鳥羽上皇からも重用されます。 院における歌壇で活躍し、また蹴鞠の実力も高く評価されました。 後鳥羽上皇からは「蹴鞠長者」の称号を与えられています。 このことから、藤原雅経は飛鳥井流蹴鞠の祖とされています。 時代背景 サッカー選手の信仰を集める京都白峯神

    「み吉野の 山の秋風 さ夜更けて」 参議雅経 後鳥羽院に重用された、蹴鞠が上手な「新古今和歌集」の選者の一人 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/07/21
    こんにちは。『蹴鞠は「鞠を落とさない」とのことから、受験の神様としても信仰されるようになっているみたいですね』そのような繋がりがある事は知りませんでした。素敵な投稿有難うございます😊
  • 暑い日にはこんな曲を聴いていたい 「光進丸」加山雄三 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 暑い日が続いていますね。 日々、無理せず、どうぞご安全にお過ごしください。 湿度が高くて蒸し暑いのがとても耐えられません。 それでも、夕方雨が降ったりすると、その後はしばらくは過ごしやすく感じたりします。 タイの方が過ごしやすく感じるのは、暑くても毎日雨(だいたい大雨)が降っていたからかもしれません。 暑い日に思い出すのが加山雄三さんの「光進丸」。 この曲、昔から好きで、シングルレコードで持っていて何度も聴きました。 波音、イントロ、歌が始まってそれからサビまで、ずっと引き込まれていきます。 聴き終わった頃には、自分も船のうえにいるような気分になります。 歌われている場所は伊豆諸島の周辺ですね。 まだどの島にも行ったことはありませんが、行ってみたい場所であり続けています。 (が船に弱いので、飛行機で行けるところにしか行けないかもしれません) 今日も暑くなりそうで

    暑い日にはこんな曲を聴いていたい 「光進丸」加山雄三 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/07/07
    こんにちは。「まだどの島にも行ったことはありませんが、行ってみたい場所であり続けています。」以下ご参考まで▶️https://www.travelroad.co.jp/izu/special/air-air-special/
  • 「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ」 鎌倉右大臣 非業の死をとげる第三代将軍 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第93番目の歌の作者は鎌倉右大臣かまくらのうだいじんです。 鎌倉幕府の源頼朝、源頼家に続く第三代将軍源実朝さねとも。 彼は藤原定家を師として和歌を学ぶ文人でもありました。 今回は鎌倉右大臣について紹介します。 鎌倉右大臣とは 生年1192年、没年1219年。 最後は兄源頼家の子公暁によって刺殺されました。 鶴岡八幡宮参拝の帰路のこと。 まだ28歳でした。 鎌倉幕府はこの後、将軍を京都から迎え、政治体制は執権家の北条氏を中心としたものになっていきます。 源氏の血筋に連なる者が将軍となるのは、このずっと後、室町幕府と呼ばれる政治体制を確立した足利尊氏のときのこと。 源実朝の刺殺事件は、鎌倉幕府の体制が決まっていくきっかけになっているようです。 百人一首に選ばれている歌は、実朝が実際に見た光景を題材にしているもの。 鎌倉の浜辺に立ち、漁師の漕ぐ小舟を見ています。 そして「世の中が常に変わ

    「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ」 鎌倉右大臣 非業の死をとげる第三代将軍 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/06/16
    こんにちは。『鎌倉の浜辺に立ち、漁師の漕ぐ小舟を見ています。そして「世の中が常に変わらないものであって欲しい」という願いを抱きます』特に最近の世の中は激変と感じます。異常気象も厳しいです😥
  • 出向前で忙しいのにやりたいことが増えてしまう - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 もう少しで、勤務先が変わります。 所属は同じなのですが。 いわゆる「出向」です。 今度は特許(庁)関連の仕事にドップリと浸かります。 で、さらに半年ほどすると還暦で、その少し後に定年。 定年後も出向先で働き続けることになりそうです。 そんなこんなでいろいろと忙しいです。 その忙しい時に、やりたいことがいくつかできてしまいました。 一番やりたいことが、Kindleで出版中の「菅子四篇」の改訂。 翻訳文で、検討の足りなかったところが散見されます。 全体的に、もう少し柔軟に文章を書いた方がよかったなと思ったりもしていて。 一番最初に出版したものなので、力が入りすぎていたかもしれません。 epub形式のファイルは作りやすくなったし、編集も楽になったので、出版用データそのものの作り替えも考えています。 平日はあまり時間に余裕がないのですが、そろそろ着手しようと思っています。

    出向前で忙しいのにやりたいことが増えてしまう - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/06/09
    こんにちは。「今度は特許(庁)関連の仕事にドップリと浸かります。で、さらに半年ほどすると還暦で、その少し後に定年。定年後も出向先で働き続けることになりそうです」少し緊張の連続ですね。体調にご注意を🙂
  • サッポロビールジャイアンツの思い出 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    昭和58年、18歳の春から始まった学生時代は、ビールと過ごした時代でもあった。 もともと大学入学前からビールは飲んでいたが、それは大学入学後に比べると穏やかなもの。 18歳からのビールとの付き合いは、もっと深く、激しいものであった。 新入生歓迎会で、生まれて初めてビール瓶1そのままを手にしての一気飲みを経験した。 一気飲みはその後も、様々な場面で挑んだが、勝敗はやや勝ち越しくらいで、途中放棄ということもよくあった。 友人の中には負け続け、その腹いせか、逆噴火という対抗技を使うものもいた。 飲み会が増えると、周囲にいるものも慣れてきて、逆噴火の気配を感じると退避できるようになる。 もちろん、逃げ遅れると、すこし大変な目に遭う。 それもまた、学生時代の飲み方の彩りでもあった。 自室や友人の下宿部屋で飲むことも多かった。 そのときに、必ず用意したのがサッポロビールジャイアンツ。 ほぼ2リットル

    サッポロビールジャイアンツの思い出 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/06/03
    こんにちは。「昭和の思い出である。もう40年以上前のこと。現代では不適切な行為ではあるが、覚えているままに書いた。ご寛恕いただけると幸いである」ほぼ同世代ですね。殆ど同様の生活を送っていました🙂
  • 「ルー=ガルー 忌避すべき狼」 京極夏彦 近未来サスペンス、スリラー、またはミステリー - 安心感の研究 by 暖淡堂

    ルー=ガルー 徳間書店版 こんにちは、暖淡堂です。 まだ極私的京極祭継続中です。 その他も読んでいるのですが… で、今回は「ルー=ガルー 忌避すべき狼」です。 ついに、手を出してしまったか、という感じではあります。 「鵼の碑」を読み始めるのを、少しずつ、わざと遅らせているような感じでもあります。 で、この「ルー=ガルー」、面白いです。 後半はほぼ一気読みですね。 時代設定は2040年くらいかと思われます。 その近未来の様子を2001年頃に予想して描いているわけですね。 2001年から20年以上経過した現在、この作品を読むと、とても面白いものがあります。 詳細はぜひ作品を読んでいただきたいのですが、2001年頃には、物事はその方向に進んでいくものと考えられていたというのがわかります。 通信や、移動手段や、データ管理など。 社会や、人々の行動や、行動規範も変わっています。 個性的な女子が多数

    「ルー=ガルー 忌避すべき狼」 京極夏彦 近未来サスペンス、スリラー、またはミステリー - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/05/31
    こんばんは。「通信や、移動手段や、データ管理など。社会や、人々の行動や、行動規範も変わっています」私が45歳頃の話ですね。少なくとも自宅でネットはかなり使っていたと思います。個人的には難しかった頃か❓
  • 風の強い夜は、部屋で静かに、こんな曲を聴きたい 「あなたがいるだけで」矢沢透(アリス) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 今夜は、風と雨、強いですね。 シャッターのない窓ガラスに、大粒の雨が、強風と共に当たって大きな音を立てています。 こんなときは、部屋にいて、ゆっくりと自分の時間を過ごしたいもの。 僕は、矢沢透さんの「あなたがいるだけで」を聴きます。 音楽センスと、やさしさが、沁みます。 皆様、どうぞよい夜をお過ごしください。 www.youtube.com *☺☺☺☺☺* バラエティー・ツアー アーティスト:矢沢透 ユニバーサル ミュージック Amazon dantandho ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ にほんブログ村

    風の強い夜は、部屋で静かに、こんな曲を聴きたい 「あなたがいるだけで」矢沢透(アリス) - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/05/28
    こんばんは。『僕は、矢沢透さんの「あなたがいるだけで」を聴きます。音楽センスと、やさしさが、沁みます』私が気付かなかったのだと思いますが、音楽の投稿もされるのですね。私が余りお邪魔しなかたからですね🙂
  • 2010年9月上旬 オフィスの中の寒さが気になり始めた頃【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    この山の方角から雨雲が近づいてくる 2010年9月上旬。 1月に赴任して、3月末に家族と合流、8月には夏休みで一時帰国をした。 で、9月上旬。 タイは時々大雨が降った。 気温が高いので、少々の雨に濡れても平気だと思っていたが、それが油断に繋がった。 重い風邪を引いてしまったのだ。 その理由は、おそらく冷房がきついこと。 外は暑いが、建物や車の中の冷房はかなり強い。 熱が出て、身体がダルかった。 それでも打ち合わせの予定があったので、オフィスには出ていた。 あまり作業はせず、なんとなくぼーっとした状態で一日を過ごした。 帰宅すると、も風邪をひいていたようだった。 つらいので、病院に行ってみるとのこと。 病院は、サミティーベイ・シラチャ。 出社後、ドライバーさんには一旦戻ってもらって、を病院まで連れて行ってもらった。 その後、退社時間までにオフィスに戻って、僕をピックアップしてもらった。

    2010年9月上旬 オフィスの中の寒さが気になり始めた頃【微笑みの国の記憶:タイ駐在備忘録】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/05/26
    おはようございます。「トムとジェリーの動画の入ったCDがたくさん売られていた。安かったので、試しに1枚購入した。‥言葉のいらない、見ただけで楽しめるもの、というものの凄さを感じた」アニメの魅力は凄まじい😊
  • 「のぼうの城」の舞台を訪ねてきました - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 2024年のゴールデンウィーク、家族でのお出かけドライブで、行田市の郷土博物館に遊びに行ってきました。 「のぼうの城」の舞台、忍城 行田市郷土博物館の裏手にあった門 ここは和田竜さんの小説「のぼうの城」の舞台です。 映画化もされましたね。 我が家で「のぼうの城」の面白さに最初に気づいたのが娘でした。 数年前、文庫の上下巻が娘の書棚にあるのを見つけました。 聞くと、とても面白いだとのこと。 僕は娘からを初めて借りて読みました。 舞台が埼玉県内らしいということをその頃に聞いていて、いつか行ってみたいなと思っていました。 行田市郷土博物館の資料館 ja.wikipedia.org 映画でのクライマックス、豊臣秀吉軍による忍城水攻めは、実際に行われたものだったようです。 その際の記録その他の資料が行田市郷土博物館に展示されていました。 この辺りは、もともと水の豊かな

    「のぼうの城」の舞台を訪ねてきました - 安心感の研究 by 暖淡堂
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    Madenokouji358 2024/05/14
    こんにちは。「のんびりと過ごした今年のゴールデンウィーク、行田市郷土博物館へのお出かけはいい思い出になりました」我が家は人が動く時季は遠出はせずに近場にいます。特に最近は外国の方も多いので大混雑です😐
  • 「定本 百鬼夜行 陽」 京極夏彦 京極堂世界の入り口と出口 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百鬼夜行 陽 京極夏彦 こんにちは、暖淡堂です。 極私的「京極祭」、まだ続いています。 「京極祭」を始めたきっかけの「鵼の碑」、まだ読めていません。 この前の年末年始に読む予定だったのですが、このゴールデンウィークもまだ辿りつきませんでした。 京極夏彦さんの書籍で、自宅の書棚にはなく、主に図書館蔵書で読んでいるものが数冊あります。 その一冊が今回紹介する「百鬼夜行 陽(定)」です。 「百鬼夜行 陰」の方はしっかりと自宅の書棚で存在感をアピールしているのですが。 これはなぜか書いそびれてしまいました。 いつか、神保町ででも見かけたら、老後の楽しみに購入しておこうと思います。 で、「百鬼夜行 陽」。 これは「鵼の碑」へのプロローグでもありました。 この連休に読んでみて、「鵼の碑」を手に取る前にこれを読んでおいてよかったと思います。 それと、最後に書き下ろしで加えられている作品「目競(めくらべ

    「定本 百鬼夜行 陽」 京極夏彦 京極堂世界の入り口と出口 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/05/05
    こんにちは。「僕の父も大腸がんで、何度か手術をしています〜どうぞご無理されず」このお言葉が気になりました。もう夫婦して68歳ですので、何があっても不思議は有りません。しかし「何度か手術」は嫌ですね😥
  • 父母から聞かされたこと 友だちが一人、いなくなるということ 【沙河36】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    不安に過ごした夜が明けました。 父母の会話で、大体の事情は分かりましたが、はっきりと聞いたのはその日の夜のことでした。 そのとき、どのように感じたのかは覚えていません。 ただ、うまく説明のできない無力感があったように思います。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)③ 朝べていると、父と母が小声で話していた。 「きっと、川に行ったんだろうって」 「下の子も、一緒らしい」 そんなことをいっていた。 教室での朝の会に、西森先生は少し遅れて来た。 何か心配事があるような顔をしていた。それでも先生は普段通りに授業を始めた。 朝はとても寒かった。通学路の脇の雑草が、霜で白くなっていた。それが、帰る頃にはすっかり暖かくなっていた。 私は、帰り道、灌漑溝の橋のところでふと立ち止まった。 道路脇の草むらが、風で揺れた。 風がクルクルと渦巻いて、そのまま空に昇って行った。 父が、いつもより少し遅く帰

    父母から聞かされたこと 友だちが一人、いなくなるということ 【沙河36】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/28
    おはようございます。「沢井さんの奥さん、最近ノイローゼ気味だったらしいってさ。下の子としか話をしていなかったらしいよ。それで家を出る時に連れて行ったみたいで」病院へ行けなかったのですかね。残念です😥
  • 2017年12月 ミュンヘンのホテルから - 安心感の研究 by 暖淡堂

    2017年12月ミュンヘンのホテルから 2017年は、一人で海外をうろつくことが多かった。 どれも仕事の出張で出掛けていたが、好んで一人切りで歩き回っていた。 会社の現地拠点の人々と打ち合わせをしたり、特許関連の現地事務所を訪問したりした。 少しの英語と、わずかばかりの度胸と、抑えきれない好奇心で動いていた時期でもあった。 出かけると、ホテルで一人きり、静かに過ごす時間がとても好きだった。 街中で買ってきた現地のビールとパンやスナックを友に、のんびりとしているのだ。 ヨーロッパでは、大概の街で、中華料理のテイクアウトができる。 日曜日でなければ、事に困ることはほとんどない。 そして、現地語で話し続けるテレビを観るのも楽しみだった。 日のアニメが、現地後に吹き替えされて放送されていた。 キャラクターの声が違うと、まったく別物に感じられるのが不思議だった。 この年、12月下旬にミュンヘンを

    2017年12月 ミュンヘンのホテルから - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/22
    おはようございます。私は68歳の爺さんですので「AI」に指図されることはないと思います。賢く使いたいと考えています🙂
  • 夜中聞こえていた遠い声 暗い中での捜索 【沙河36】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    近所の大人たちが夜遅くまで、外で何かを探しているようでした。 呼びかけるような声が、寝ている僕にもずっと聞こえていました。 なにが起こっていたのかは知らされていませんでした。 いつもと違う、とても不安な夜でした。 【沙河】昭和五一年~昭和五二年 (十六)② それからは沢井さんと一緒に帰ることはなかった。 小学校に入学してから、一度も同じクラスになったことがないので、学校では遊んだこともなかった。時々は、帰り道で、僕のずっと前を歩いているのを見ることもあった。だけど沢井さんは僕には気づかず、僕も追いついて話しかけることもなかった。 その年は、秋が来ると、急に気温が下がった。時々、霜が降りるくらいに寒くなった。居間ではストーブを点けることも時々あった。 夜、電話が鳴った。 母が電話に出て、少し話をしていた。それから父にかわった。 私と妹はテレビを観ていた。少し前に妹が拾ってきた子が、居間を走

    夜中聞こえていた遠い声 暗い中での捜索 【沙河36】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/20
    おはようございます。「寒くなるとよく田んぼの畦道で古タイヤを燃やした。煙で空気を暖めて、霜が降りにくくするのだ」「どうしようもなく、とまどっていたのだろうとは思います」スミマセン理解できませんでした😥
  • 【現代詩】「灯」 微睡のなかで思い出すもの 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    灯 雪、の夢をみた 少年は膝を抱えて 窓際にうずくまっていた そこが一番暗いことを知っていたから 少年の祖母は ストーブの上で 干し芋を焙っていた は丸くなって寝ていた 外は吹雪いている 父も母もまだ帰らない * 目覚めると、まだ雨が降っていた * ああ、あの家に、灯がともる頃だ ***** 自分の暮らしは、長く長く続く旅のようなものだと思うことがあります。 旅立ったところに、もう戻ることのない。 自分が生まれ落ちたところから、南に進んだ距離、北に進んだ距離、東に進んだ距離、西に進んだ距離、それぞれ、かなりの値になると思いますが、それらを全部ベクトルで足し合わせると、結局は、生まれ落ちた場所から、今いるところまでまっすぐに伸びた一のベクトルになってしまうわけで。 このベクトルの長さをゼロにするのが当面の夢の一つではあります。 つまりは、生まれ落ちたところに戻る。 いつのことになるでしょ

    【現代詩】「灯」 微睡のなかで思い出すもの 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/17
    こんばんは。「このベクトルの長さをゼロにするのが当面の夢の一つではあります。つまりは、生まれ落ちたところに戻る。いつのことになるでしょうか」心に染みるお話。しかし私は実家を全て処分したので戻れません😥
  • 「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」 後京極摂政前太政大臣 妻を亡くした寂しさを和歌に昇華させた - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第91番目の歌の作者は後京極摂政前太政大臣ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじんです。 関白九条兼実の子で、藤原忠通の孫にあたります。 今回は後京極摂政前太政大臣について紹介します。 後京極摂政前太政大臣とは 後京極摂政前太政大臣とは藤原良経のこと。 生年が1169年、没年が1206年。 祖父の藤原忠通は百人一首第76番目の歌の作者ですね。 保元の乱の中心人物でした。 dantandho.hatenadiary.com 藤原良経は政界で活躍しながらも、和歌や漢詩などの文学に通じていました。 自らも優れた和歌を残しています。 そして、当時の文学界の有力なパトロンで、百人一首の選者の藤原定家も、その支援を受けた一人でした。 百人一首に選ばれた歌は、当時の藤原良経自身の経験を文学作品に昇華させたもの。 この歌が作られる少し前に、自身のを亡くしています。 その寂しさを、ただ嘆くだ

    「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」 後京極摂政前太政大臣 妻を亡くした寂しさを和歌に昇華させた - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/16
    おはようございます。「その寂しさを、ただ嘆くだけではなく、情感豊かな文学作品に仕上げています。そこに藤原良経の文学者としての力量が発揮されています」今時の言葉とすれば、プロ中のプロですかね🙂
  • 幻魔大戦よりも前の平井和正作品から読んでいました 「死霊狩り(ソンビー・ハンター)」はお勧めです - 安心感の研究 by 暖淡堂

    「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」巻末の作品一覧 こんにちは、暖淡堂です。 中学生の頃から高校生くらいまでの間、平井和正さんの作品を好んで読んでいました。 ハヤカワの「狼男(ウルフガイ)」シリーズにはハマっていました。 平井さんの作品で、角川でも刊行されていたものは、その多くを読んでいました。 当時購入していたは、実家の引越しの時に処分されてしまって、今手元にはどれもありません。 絶版になっているものが多く、ほとんど再入手が不可能な状態です。 数年前にたまたま古書で見つけた「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」全3巻は、宝物として長く残しておきたいと思っています。 で、このを眺めていて、とても懐かしいな、と思ったのが、巻末の作品一覧。 この「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」の少し後から「幻魔大戦」の一連の作品が発表されました。 「幻魔大戦」もずっと読み続けていたのですが、途中で息切れしてし

    幻魔大戦よりも前の平井和正作品から読んでいました 「死霊狩り(ソンビー・ハンター)」はお勧めです - 安心感の研究 by 暖淡堂
    Madenokouji358
    Madenokouji358 2024/04/15
    こんにちは。『平井作品の魅力は、エンターテイメント性だと思います。特にこれらの作品では発揮されています。「死霊狩り(ゾンビー・ハンター)」シリーズは再版されているようです」守備範囲外ですがメモリー😊