株式会社シマンテックは12月3日、インターネット闇経済の調査報告書「Report on the Underground Economy」に関する記者説明会を開催した。 同調査は、2007年7月1日から2008年6月30日まで、米Symantecがアンダーグラウンドエコノミーサーバーから集めたデータに基づくもの。同サーバー上で観察された広告などから、取引されている商品の内容や価格、市場トレンドを分析している。 これによると、調査期間の1年間に宣伝されていた物品の総価額は2億7600万ドル。広告が最も多い商品は、クレジットカード情報で全体の31%。次いで、銀行口座情報(20%)、スパム・フィッシング情報(19%)、盗難ID情報(7%)と続く。 クレジットカード情報は、総価額2億7600万ドルのうち59%を占めるなど人気が高い。Symantec セキュリティレスポンス バイスプレジデントのヴィン