以前GIGAZINEでは、廃墟となった宮殿に米軍が駐留するイラクの不思議な光景をとらえたRichard Mosse氏による写真を紹介したことがありますが、その写真家Richard Mosse氏の新作「QUICK」は、コンゴ民主共和国東部の風景や人々をとらえた赤外線写真のシリーズ。 肉眼に映る光景とは違った色彩を写すことができる赤外線写真は芸術的表現の手段として用いられることもありますが、木々の緑が赤く写るタイプの赤外線フィルムを使用したこれらの写真は、幻想的で美しい光景でありながら、コンゴの紛争で流された「血」を表現しているようでもあります。 詳細は以下から。Richard Mosse | Photography 「Trouble With Classicists」と題された写真は2010年にキンシャサからブカヴへ向かう飛行機の機内から撮影。一見普通の写真のようにも見えますが、雲の下に広が
![内戦で赤く染まったコンゴを表現するかのような美麗な赤外線写真](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c09997d76769a8fd44aac46d39b559b241efd84b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2010%2F07%2F30%2Fcongo_infrared_photo%2Fcongo00_m.jpg)