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2015年5月27日のブックマーク (3件)

  • HTTP/2のRFCを読んだ感想

    はじめに 私は自ら「串職人」と名乗るほどウェブの(つまりHTTPの)Proxyサーバが好きで、もう10年以上もプロキシサーバを作り続けています。このブログの主題であるクラウド型WAF、Scutumもそのひとつです。そもそもプロトコルとしてのHTTPが好きです。ウェブの裏側に、とてもシンプルな、テキストベースのHTTPプロトコルが活躍しているということが私の串職人としての出発点です。 HTTP/2が出た 先日、ついにHTTP/2が出ました。 数年前から、「SPDY」などのキーワードに代表される次世代のHTTPが模索されていることは何となく知っていましたが、どうもGoogleのような非常に大きいトラフィックを処理している組織が主導しているもので、一般の開発者やウェブの利用者にとってそれほど魅力的なものではなさそうだな、という印象を抱いていました。 サーバ側を作っているのもGoogle、ブラウザ

    HTTP/2のRFCを読んだ感想
  • bash スクリプトの先頭によく書く記述のおさらい - Money Forward Developers Blog

    こんにちは。 マネーフォワードでアグリゲーション開発を担当しています中川です。 今回のブログは、私が bash スクリプトを書く際に心がけている事のおさらいをします。 知ってて当たり前のことかも知れませんが、意外と理解されていないアレです。 では、私が bash スクリプトを書く際によく使う記述を一つずつ紹介します。 2種類の shebang シェルスクリプトの一行目に必ず記述する #! で始まる行を shebang と言います。 bash スクリプトの shebang は、bash を絶対パスで指定する方法と、env を使って指定する方法の二種類あります。 bash を絶対パスを指定する方法 #!/bin/bash env を使ってを指定する方法 #!/usr/bin/env bash 前者は /bin/bash が使われます。 (/bin/bash が存在しなければスクリプトの起動時に

    bash スクリプトの先頭によく書く記述のおさらい - Money Forward Developers Blog
  • コンパイラの構造を解説 | Shinta's Site

    はじめに 久しぶりに Aho氏, Sethi氏, Ullman氏の書いた Compilers(レッド・ドラゴン・ブック)という書籍を目にしたので、昔、コンパイラを作った時の事を思い出しながらコンパイラについてまとめてみました。 Translator (翻訳) Translatorとは、一つのプログラミング言語(Source Language: 原始言語)で書かれたプログラムを入力として取り、別の言語(Object Language or Target Language: 目的言語)のプログラムとしてつくり出すプログラムです。 原始言語が FORTRAN, C, Pascal などの高水準言語で、目的言語がアセンブリ言語や機械語といったような低水準言語である時、そのような Translator をコンパイラ(Compiler) と呼びます。また、原始言語がアセンブリ言語で目的言語が機械語であ