信頼性の高いバックアップツールは贅沢品などではない--誰もが持っていてしかるべきものである。とは言うものの、自らのニーズを満たす機能を手に入れるために大金を投じる必要があるというわけではない。本記事では、マルチプラットフォーム対応のものも含めて、Linux用の優れたバックアップツールを紹介する。 あなたがIT業界に身を置いているか、コンピュータのパワーユーザーであるかにかかわらず、バックアップツールは必携のツールであるはずだ。そしてバックアップツールには、定期的なバックアップや一時的なバックアップ、ローカルバックアップ、リモートバックアップを始めとする多くの機能が必要なのである。 プロプライエタリなソリューションは世の中にたくさん存在している。そしてそれらの中には必要最低限の機能を搭載した、費用対効果の高いものもある一方で、豊富な機能を搭載した、高価なものもあるのである。これに対して、オー
誰かLinuxにDisk Utility.appを移植してくれ 自作UbuntuマシンにS-ATAのHDD増設をしてみました。正直、Linuxでのディスクの扱いはMac OS XでのDisk Utilityで楽ちんポン!なぬるま湯で育った人には「面倒くさ!こんなのやってられるか!」と思われるものです。 Googleで調べてみるか!と思っても「Linux HDD フォーマット」と検索してもごろごろと出てくるのはコマンドラインを使ったごにょごにょ書かれた手順のサイト群。 正直、Linuxの普及や移行を阻んでいるものはこういう部分かなとも感じます。Linuxは、初心者には「必要十分」で、上級ユーザーには「弄るのが楽しい」システムなのかもしれませんが、同時に中級レベルの他のOSに慣れきってしまった大多数のパソコンユーザーには「窮屈に感じることが多い」システムだと思います。 ・・・と、先に不満を書い
少し前からバックアップをしないとまずいなと思っている矢先に、現用機が再インストールするような事態に追い込まれてしまいました。幸いにもバックアップテストをしていたので、前日のHPのデータはバックアップできていたので、つなぎで運用を維持できました。ということで、備えあれば憂いなしということで、rsyncでデータのバックアップをすることにしました。RAIDを使ったり、CPUや電源を二重化したりしてサーバ機自体を高信頼化する方法もありますが、ホットスワップ等を考えるとかなりの費用がかかるのと、当然維持費(電気代)も高くなります。また、壊れるのはHDDやCPU、メモリだけとは限らず、奥さんパソコンで経験したようなマザーボード障害となると、簡単には復旧できません。 従って、障害時にとりあえずサーバを復旧させ、時間があるときにサーバを復旧できるよう、他のパソコン(奥さんのパソコン)にLinuxを入れ、不
Partimage - ハードディスクイメージバックアップツール 特にUbuntu固有の話ではないです。 ハードディスクのパーティションイメージを丸ごとバックアップ・リストアするツールです。 ホームページ http://www.partimage.org/ お手軽な使い方 サーバはダウンロードのページ( http://www.partimage.org/download.en.html )の"Static i386 binary tarball"を使います。 このバイナリだと http://www.partimage.org/doc/index-3.html#ss3.5 に書いてあるような実行用のユーザアカウントを作るなどの手間が要らないので楽です。その代わりセキュリティは甘いのでLAN環境で利用してバックアップとリストアの時だけサーバを起動するようにしたほうがいいです。 tarballを
PCを長く利用していくと、どうしてもハードウェア故障は避けられません。不慮の故障による影響を減らすことは非常に重要なことですが、HDDやファイルシステムの異常はバックアップなしに回避することができません。Ubuntuを利用したデスクトップ環境で、バックアップを行うツールを中心にしたレシピを紹介します。 今回は「デスクトップで手軽にバックアップを行う」レシピと、「バックアップとはどう考えるべきか?」ということを説明します。「サーバ用途でのバックアップ」や、「リモートバックアップ」など、より詳細なバックアップを実現する方法を来週お届けする予定です。 Simple Backup(SBackup)によるバックアップ Simple Backup(SBackup)は、Ubuntu向けに開発されている[1]バックアップソフトウェアです。その名の通りきわめてシンプルな機能を持っており、データ保存のた
対象とするUbuntuのバージョン 8.04 DLNAとは、Digital Living Network Allianceの略。コンピュータと家電を結ぶ共通規格のようなものと言えばいいでしょうか。DLNAに対応したサーバ&クライアント間の通信方法を定義しています。 この規格に準拠したサーバアプリケーションとして「MediaTomb」があり、インストールすると、サーバ機で共有している音楽、画像、動画などのメディアファイルをLANに接続したDLNAに対応した家電機器で再生できるようになります。 このMediaTombの動作確認済みのクライアントが下記URLに掲載されていますので、まずはチェックしてみましょう。 http://mediatomb.cc/pages/devices インストール & 下準備 Synapticパッケージ・マネージャで、「mediatomb」で検索&ダウンロードするか、
「21世紀にssh(1)でtarとかありえない」みたいなことを書いたけど、使ってるツールそのものに加えてありえないのは、バックアップに求められる要件がありえない。20世紀だったら単なるファイルのコピーでもよかったかもしれないけど、今時要求されるバックアップってそんな単純なものじゃない。バックアップしたファイルの暗号化、通信経路の暗号化、柔軟な差分とスケジュール、複数のストレージへのバックアップとか。バックアップ対象にWindowsが入ってないし。 「2008年の」とか「最近の」というキーワードなら、ファイルシステムのスナップショット機能を活用したバックアップだと思う。UFS2とZFSで使える。LinuxならLVM。 FreeBSD UFS/ZFS Snapshot Management Environment sysutils/freebsd-snapshot Solaris ZFS Ad
最近では仮想化という単語がよく使われていますが、やはりまだ敷居が高いと感じている方は多いようです。しかしながら、VMwareを使えば仮想化はまっさらのPCにLinuxをインストールするよりももっと簡単にできてしまいます。 以前はWindows用にVMwarePlayerの使い方を説明しましたが、今回はMacユーザー向けにVMware Fusionの使い方を紹介したいと思います。 VMware Fusionとは? VMware ServerがWindows向けに対し、Mac用に開発されたのがVMware Fusionです。 VMware Fusionは有料ですが、評価版で30日間使用することができます。購入すれば1万円なので、ためらっている方はまずは評価版で試してみてからでよいでしょう。金額を支払えば、いままで使っていた仮想マシンもそのまま引き継ぐことができます。 また今回は全体的に長くなる
こんにちは、ライブドアでディレクターをしている河野です。 今回はディレクターという立場で、Linux のススメについて書きたいと思います。 ライブドアで使用しているサーバは、基本的に「LAMP」(Linux+Apache+MySQL+PerlorPHP)の構成です。そして、私の所属しているモバイルメディアグループでは、今までの経緯やモバイルの特徴から、HTML やテンプレートエンジンである Template-Toolkit などのフロント周りのコーディングやディプロイ作業はディレクターの担当のため、Linux サーバ上で操作することが少なくありませんが、これは他のグループのディレクターと比べ珍しいかもしれません。詳しくは、「livedoor「モバイルディレクター」のご紹介」や「【座談会】 livedoor ディレクターの実態とその業務」をご覧下さい。 早速ですが、本ブログをご覧の皆さんは、
- 若葉マーク管理者に捧げる - LinuxやUNIXをWindowsのファイルサーバ/プリントサーバとしてしまうことができる「Samba」は、手軽にファイル共有環境を構築することができ、サーバ管理入門にもぴったりです。インターネット上の関連情報も豊富ですが、しっかり出所を確かめないと誤った設定を招く恐れがあります。 オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 代表取締役 チーフアーキテクト 小田切 耕司 2008/4/22 Windowsとのファイル交換を手軽に実現するSamba Sambaは、LinuxやUNIXをWindowsのファイルサーバ/プリントサーバとしてしまうことができるオープンソースソフトウェア(OSS)です。Sambaの導入によって、LinuxとWindowsが混在する環境で、手軽に情報共有を行えるようになります。 Sambaは、大きく以下の4つの機能を提供しま
高負荷なのに片方のサーバにだけ余裕が……なぜ?:Linuxトラブルシューティング探偵団(1)(1/4 ページ) NTTグループの各社で鳴らした俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団は、各社で培ったOSS関連技術を手に、NTT OSSセンタに集められた。普段は基本的にNTTグループのみを相手に活動しているが、それだけで終わる俺たちじゃあない。今回からOSSを扱ってきて遭遇したトラブルを解決する過程を@ITで連載していくぜ。 ソースコードさえあればどんなトラブルでも解決する命知らず、不可能を可能にし、多くのバグを粉砕する、俺たちLinuxトラブルシューティング探偵団! 助けを借りたいときは、いつでもいってくれ! OS:高田哲生 俺はリーダー、高田哲生。Linuxの達人。俺のようにソースコードレベルでOSを理解している人間でなければ、百戦錬磨のLinuxトラブルシューティング探偵団のリーダ
GT Nitro: Car Game Drag Raceは、典型的なカーゲームではありません。これはスピード、パワー、スキル全開のカーレースゲームです。ブレーキは忘れて、これはドラッグレース、ベイビー!古典的なクラシックから未来的なビーストまで、最もクールで速い車とカーレースできます。スティックシフトをマスターし、ニトロを賢く使って競争を打ち破る必要があります。このカーレースゲームはそのリアルな物理学と素晴らしいグラフィックスであなたの心を爆発させます。これまでプレイしたことのないようなものです。 GT Nitroは、リフレックスとタイミングを試すカーレースゲームです。正しい瞬間にギアをシフトし、ガスを思い切り踏む必要があります。また、大物たちと競いつつ、車のチューニングとアップグレードも行わなければなりません。世界中で最高のドライバーと車とカーレースに挑むことになり、ドラッグレースの王冠
『Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ』を公開します! これはWEB+DB PRESS Vol.37の特集記事としてDSASチームが執筆したもので、技術評論社様の許可を得て今回公開するはこびとなりました。 一口でいうと、「Linux+IPVS+keepalivedを使って、冗長構成(Active/Backup)のロードバランサを作るまで」の解説記事で、 サーバ負荷分散一般についてのはなし Linuxでロードバランサを作ってみる ロードバランサを冗長化 といった構成になっています。 みなさんがLinuxロードバランサを導入・構築・運用する際の一助になれば、DSASチームとしてもうれしい限りですので、是非、ご覧になってください! 第1章 サーバ負荷分散概論 特集のはじめに なぜサーバ負荷分散をするのか? サーバ負荷分散の実現方法 ロードバランサのいる構成 ロードバランサはなにを元に分散す
Linuxのコマンドをカテゴリ別にまとめました。コマンドの動作、構文、オプションの意味までを掲載しています。コマンドの基本を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。 コマンド集(アルファベット順) | コマンド逆引き大全 | シェル・スクリプト・リファンレス カテゴリ一覧 シェル・コマンド | ファイル管理 | システム管理 | ジョブ・プロセス管理 | テキスト・ファイル操作 | ネットワーク管理関連 | ネットワーク・クライアント関連 | セキュア・シェル(SSH)関連 | デバイス関連 | 印刷関連 | 符号化操作(圧縮・展開・エンコード・デコード) | パッケージ関連 | mtools関連(MS-DOS互換) | その他 アルファベット順メニューへ シェル・コマンド &コマンドをバックグラウン
Linuxでは,コマンドを使用する機会が多々あります。コマンドを実行する際には,その機能やオプションといった決まり事を知っておく必要があります。しかし,数多くの決まり事を覚えるのは困難です。 日経LinuxのWebサイトでは,各コマンドの決まり事,言い換えれば使い方を紹介した「Linuxコマンド集」を公開しています。基本的なコマンドからシステム管理に役立つコマンドまで,200個を超えるコマンドの使い方を紹介しています。 Linuxコマンド集は2006年3月1日,ITproに公開しました。公開後1年が経過したのを契機に,過去1年間でよく閲覧されたコマンドのトップ20を公開します。上位にランクされるコマンドほど,多くのユーザーが使い方を知りたいコマンドといえるのではないでしょうか。効率よくLinuxコマンドの使い方を覚えるときの参考にしてください。
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