全日本吹奏楽連盟は9月12日、2016年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲（2016年1月下旬に出版・発売予定）の1曲を変更すると発表した。作曲者本人から他曲と酷似していると申し出があったため。 全日本吹奏楽連盟の告知 変更となるのは「『蒼昊（そうこう）』～誇りを胸に」。作曲者本人から「作品の旋律の一部が他曲と酷似している」という申し出があり、連盟で確認した結果、酷似した旋律と判断し、入選・課題曲とすることを取り消した。本人から辞退の申し出もあった。 「マーチ『クローバーグラウンド』」を代わりの課題曲とする。連盟は「関係の皆様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます」としている。 課題曲一覧 advertisement 関連記事 五輪エンブレム、使用中止も「盗作」否定　「ロゴに問題はないが、国民の理解を得るのは難しい」 訴訟があったから取り下げるのではなく、あくま

第６０回県吹奏楽コンクール（県吹奏楽連盟、朝日新新聞社主催）は最終日の２６日、宮崎市民文化ホールで高校Ａと大学、職場・一般の演奏があった。九州吹奏楽コンクールに出場する県代表には高校が延岡学園と都城商、大学は宮崎大、職場・一般はひむか　Ｓｏｕｎｄ　ＣＬＵＢと宮崎市民吹奏楽団が、それぞれ選ばれた。また、高校では小林と延岡商が、南九州小編成吹奏楽コンテストに出場することも決まった。 【高校Ａ】金賞＝延岡学園、延岡、都城泉ケ丘高・付属中、日向学院中・高、宮崎学園、都城商▽銀賞＝宮崎商、高鍋、延岡商、宮崎農・鵬翔、宮崎南、都城▽銅賞＝富島、小林西、高千穂、門川、宮崎第一中・高 【大学】金賞＝都城高専、宮崎大▽銀賞＝宮崎公立大 【職場・一般】金賞＝ひむか　… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

6つの学校で、全国大会30回出場、全国金賞14回獲得し、「吹奏楽の神様」とも称される屋比久勲氏。 屋比久氏が実践してきた、怒ることなく子どもたちの力を伸ばす教え方を紹介する。 先生が勉強しないと子どもは伸びない 僕の家にはトランペット以外の楽器は何もありません。ほぼすべての楽器を独学で学んだからです。 僕は、音楽大学や大学の音楽科の出身ではありません。音楽の経験で言えば、中学校の頃に趣味でトランペットを始め、さらに大学4年生の時に週に1回クラブ活動でトランペットを吹いていただけです。 大学生の頃までは水泳で国体選手を目指していたのですが、いつもギリギリで代表になれず、そこで「国体選手を作ろう！」と思って、琉球大学教育学部を卒業後、小学校の先生の職につきました。でも、赴任した学校にプールがなかったので、国体選手を育成する夢は仕方なくあきらめました。 吹奏楽を指導するようになったきっかけは、ほ

島根県の山間部にある中学校の小さな吹奏楽部が、いま、インターネットで大きな注目を集めています。　たった８人の部員が次々と楽器を持ち替えて何役もこなし、部員の多い学校にも劣らぬ迫力ある演奏を聞かせる――。そんな動画がネットに投稿されると、「まさに神業」「奇跡」「涙が出た」といったコメントとともに、爆発的に拡散しました。　まもなく、この動画は削除され、「幻」となってしまった彼女たちの演奏。生で聴きたくて、島根の学校を訪ねました。

「普門館」音色途絶える　吹奏楽コンの聖地、改修を断念２０１０年の全日本吹奏楽コンクールでは、約５千人の観客で埋まった普門館のホール＝２０１０年１０月３０日、東京都杉並区 外観は円柱を二つ重ねたような形の普門館＝東京都杉並区 【河原田慎一】吹奏楽に取り組む全国の中学、高校生のあこがれの「聖地」だった普門館（東京都杉並区）のホールが今後、使えなくなる。所有する宗教法人「立正佼成会」（同）が耐震改修や建て直しを断念したためだ。教団は１３日、全日本吹奏楽コンクールを主催する全日本吹奏楽連盟に伝えた。 全日本吹奏楽コンクール 全日本コンクールは来年まで、名古屋国際会議場（名古屋市）で開くことが決まっている。連盟は「都内で同規模の会場を確保するのは難しい。再来年以降も当面は名古屋で開く予定だが、将来的には未定」としている。 教団によると、普門館は１９７０年に完成。館内のホールは舞台幅約３４メートル、客

福岡教育大、挑戦心で銀、福岡大は銅　全日本吹奏楽コン力強い演奏を聞かせる福岡教育大＝１９日、福岡市博多区の福岡サンパレス、森下東樹撮影 息の合った演奏を披露する福岡大＝１９日、福岡市博多区の福岡サンパレス、森下東樹撮影 【渡辺知佳】福岡サンパレスで１９日、第６１回全日本吹奏楽コンクール（全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）の大学の部が開かれ、九州支部代表の福岡教育大は銀賞、福岡大は銅賞を受けた。 ４年ぶり８回目の全国大会出場を果たした福教大。木管と金管の音色がマッチした柔らかなサウンドで、三善晃作曲「竹取物語」を鮮やかに演奏した。冒頭は木管が次々と登場し、一つの物語が始まる雰囲気を巧みに表現。複雑な音階や和音が入り乱れるなか、ピッコロがかぐや姫の切ない心情を歌った。 全国大会経験者ゼロの中、挑戦者の気持ちで臨んだ。良い演奏を貪欲（どんよく）に目指し、技術面だけでなく曲の世界観も考え抜いてきた

鹿児島勢、先陣はＪ．Ｓ．Ｂ．　全日本吹奏楽コンＪ．Ｓ．Ｂ．吹奏楽団 【小池寛木】第６１回全日本吹奏楽コンクール（全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）の大学、職場・一般の部が１９、２０日に福岡市で、中学、高校の部が２６、２７日に名古屋市である。県内からは３部門３団体が出場。一番手として２０日に舞台に立つＪ．Ｓ．Ｂ．吹奏楽団を紹介する。 全国大会は７年ぶり７回目の出場だ。全国大会予選を兼ねる九州大会には２００７年以降、０８年を除いて毎年出ていたが、全国へあと一歩届かない状態が続いていた。 指揮者の東久照さん（４７）は「今年出場できなければ、団員の向上心が低くなってしまう。だから今年は狙っていた」と話す。 続きを読む この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。 登録申し込みログインする（会員の方）無料会員登録はこちら 朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

吹奏楽への貢献に拍手　鹿児島情報高・屋比久さん演奏会演奏を終えて感謝の言葉を述べる屋比久勲さん＝鹿児島市与次郎２丁目の市民文化ホール 【小池寛木】鹿児島情報高校吹奏楽部の顧問、屋比久（やびく）勲さん（７４）がこの秋、全日本吹奏楽コンクール（全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）に通算３０回目の出場を果たすことを記念して５日、鹿児島市民文化ホールで特別演奏会が開かれた。教え子ら約１５００人が詰めかけ、半世紀にわたる軌跡をたたえた。 屋比久さんと旧知の教員らでつくる「８１９（やびく）会」の主催。会場には、かつて指導した福岡や沖縄の教え子、各吹奏楽連盟の関係者、親族らの姿もあった。 ２７日に名古屋市である全日本吹奏楽コン高校の部への出場を控えた鹿児島情報高の生徒約１００人は、屋比久さんの指揮に合わせて「トッカータとフーガ　ニ短調」「アルプスの詩」などを演奏。かつて指導した各校の金賞受賞曲など、いずれ

全日本吹奏楽出場３０回　指導者屋比久さん記念し演奏会鹿児島情報高校の生徒たちを指導する屋比久勲さん＝鹿児島市谷山中央２丁目 演奏の練習をする鹿児島情報高校吹奏楽部の生徒たち＝鹿児島市谷山中央２丁目 【小池寛木】２７日に名古屋市である第６１回全日本吹奏楽コンクール高校の部（全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）に、鹿児島情報高校の吹奏楽部が出場する。同校指導者の屋比久（やびく）勲さん（７４）にとっては、過去に教えた５校と合わせて３０回目の出場だ。その偉業を記念する特別演奏会が５日、鹿児島市民文化ホールで開かれる。 屋比久さんの吹奏楽指導歴は４９年間に及ぶ。大学４年時に吹奏楽部で活動し、１９６４年、音楽教師となった沖縄の中学校で初めて指導に携わったという。沖縄の４校で教えた後、９０年に福岡工大城東高校に赴任し、数年で全国大会の常連校に育てた。 ■「神様」と呼ばれ ２００７年に鹿児島情報高校に招かれ

もと吹奏楽部員による、完全に吹奏楽部目線の甲子園観戦です。吹奏楽の強豪校でもある、大阪桐蔭、愛工大名電、常総学院を中心に、アルプススタンドの応援に注目してみました。