大阪府の橋下徹知事は26日、報道陣の取材に応じ、府幹部への指示や連絡に使っている電子メールが情報公開請求を受けていることについて触れ、個人名や意思形成過程を公開することは影響があるとの懸念を示した。 橋下知事は、請求に対応するには、「印刷や確認のため、職員を100人は雇わないといけない」との考えを示した。さらに「電子メールが公開対象となるのであれば、使わないようにしないと。そうなると今のスピード感持って仕事はできない。メールはメモ書きと同様のものと思う」と述べ、メールの使い方について検討するとした。