【読売新聞】 新しいタイプの遺伝子配列を持つ新型コロナウイルスが、6月以降全国に広がっているという分析結果を国立感染症研究所の研究チームが公表した。東京から地方への移動によって感染が拡大したことが、ウイルスの遺伝子分析からも推定され
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担当する生活保護受給者の女性6人に性的な発言を繰り返したり、メールでデートに誘ったりしていたとして、東京都江戸川区は20日、福祉事務所の男性職員(55)(主任)を同日付で停職3か月の懲戒処分にした。 発表によると、男性職員は今年5月までの約2年間、ケースワーカーとして区内の生活保護受給者の生活相談などを担当。被害女性6人のうち、5人に対して自宅を訪問した際などに「胸が大きいですね」「事務所にはノーブラで来てください」といった性的な発言を繰り返した。また、3人に対して私的にメールや電話をしていたほか、2人を食事に誘うなどした。同5月、被害女性の1人が別のケースワーカーに「言葉による性的な嫌がらせを受けていた」と訴えて発覚した。 男性職員は、区の調査に「(性的な発言は)親しくなるためのジョークだった」「(食事に誘った一部の女性には)特別な感情があった」などと話しているという。区の岡村昭雄・福祉
「こすると文字を消せるボールペン」の特許を巡り、筆記具メーカー最大手の「パイロットコーポレーション」(東京)と同業界2位の「三菱鉛筆」(同)が対立を続けている。 パイロット側が取得した特許を巡る訴訟で、知財高裁はパイロット側に軍配を上げたが、その後に同社が起こした仮処分の裁判で、三菱鉛筆は反論を展開している。 消せるボールペンは、パイロット側が2006年、欧州で「フリクション」シリーズを売り出し、07年に日本でも販売を始めた。 同社によると、摩擦熱で65度に達すると色が無色透明に変化する特殊なインクを使い、ペンの上部に付いた専用のラバーでこすると、書き損じた文字などを消すことができる。鮮やかな色合いを出せると同時に、消す際に紙を傷めにくいのが特徴で、ボールペンだけでなく、蛍光ペンなどでも応用されている。 一方、油性ボールペン「ジェットストリーム」などのヒット商品で知られる三菱鉛筆は、今年1
肌に長時間貼り付けることができる超薄型の電子回路を開発したと、東京大や慶応大などのチームが発表した。 回路を構成する電極をメッシュ状にして通気性を改善。かゆみが出にくくしたため、スポーツ、医療、介護といった分野で体の状態を計測するセンサーへの応用が期待される。論文が英科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー」に掲載された。 これまでに開発された密着型センサーは、フィルムやゴムシートに回路を貼り付けた構造で、フィルムやシートが汗や空気を通さず、肌が赤くなったり、かゆみが出たりする原因になっていた。 チームは水溶性の特殊素材を使って、微細な隙間があるメッシュ状の電極を回路の形に配置する技術を開発。この特殊素材に金を吹き付け、厚さ70~100ナノ・メートル(100ナノは0・0001ミリ)の回路を作製した。 水をかけて肌に貼ると、特殊素材が水に溶けてなくなり、回路だけが残る仕組みで、これに電気信号を測
保育施設の子どもらが出す音や声を巡り、「うるさい」との苦情を受けたことがある自治体が、全国主要146自治体のうち109自治体(約75%)に上ることが、読売新聞の調査でわかった。 苦情が原因で、保育施設の開園を中止・延期したケースも計16件あり、施設の整備や運営が年々難しくなっている状況が浮き彫りになった。 調査は昨年11~12月、保育ニーズの高い政令指定都市や県庁所在市、東京23区などの都市部に、昨年4月1日時点の待機児童数が50人以上の市町村を加えた計150自治体に実施し、146自治体から回答を得た。 2012~16年度の5年間に、建設計画段階のものを含む保育所や認定こども園への苦情を受けたことがあるのは109自治体。うち、5年間すべての件数を把握している43自治体では、12年度の計37件から15年度は計88件、16年度は12月までに既に計89件と増加傾向だった。
長野県諏訪市は21日、同市上諏訪の立石公園にある大型滑り台で20日、男性観光客(20)が 大腿 ( だいたい ) 骨を骨折する事故があったと発表した。 市は当面、滑り台の使用を禁止とした。 同公園は、新海誠監督(小海町出身)のアニメ映画「君の名は。」に登場する湖を見下ろす場のモデルとされ、訪れるファンも多い。男性も、関東地方から友人と2人で訪れていた。 発表によると、滑り台は長さ52メートル、高低差15メートル。事故が起きた20日正午過ぎ、諏訪市内では台風16号に伴い雨が降っており、男性はぬれた滑り台で勢いがつき過ぎて、滑り台のカーブ部分を覆うアーチ型の転落防止柵にぶつかったという。同じ滑り台では、昨年8月にも当時4歳の女児が同様に脚を骨折する事故が起きていた。再発防止に向け、市は警告看板を増やすなどの対策を行うとしている。
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