無線LANで位置情報 11月24日に国立情報学研究所で『PLACE+ 新世代ロケーションアウェア技術 サービスに関するワークショップ』が行われた。 注目の発表は、既報のソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL) インタラクションラボ室長の暦本純一氏らと、東京大学が共同で研究するノートPCやスマートフォンに搭載された無線LAN(Wi-Fi機器)で現在位置を記録できる「PlaceEngine」である。 PLACE+は、暦本氏と名古屋大学の河口信夫助教授が共同で主催したワークショップである。河口助教授も、同様の無線LANの技術を使った位置情報サイト「Locky.jp」を7月7日にスタート、11月24日にはLocky Toolkit(API)およびデータベースを公開している。 ソニー(=産)、名古屋大学(=学)共同というだけでなく、APIを公開し、エンドユーザーの参加でものごとを進めようという、