あけましておめでとうございます。株式会社ミツエーリンクスの木達です。私はWebサイト構築の現場において、標準化された技術の適切な利用をエンジニアの立場から推進してきました。Webで用いられる標準技術を総じてWeb標準と呼びますが、私が注力しているのは主に(X)HTMLやCSSといったフロントエンド分野に属するWeb標準で、その多くはW3Cによって策定されています。本稿では、Webコンテンツ制作者にとって身近な存在である狭義のWeb標準に関し、今年2008年中にどのような動向が予測されるか、私見と期待を交え書かせていただこうと思います。 更なる標準準拠が期待されるWebブラウザ かつてはブラウザ側の対応状況が芳しくなかったがゆえに、Web標準を用いたコンテンツ実装にデザイナーや開発者がなかなか踏み切れない時代がありました。しかしそうした時代も、Internet Explorer(以下IE)や
![2008年のWeb標準 | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/89dd84befeb4fbc81de7b37feedcd169e80c0dda/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2008%2F105_2008.png)