ブックマーク / saavedra.hatenablog.com (2)

  • 『おんな城主直虎』が最終回まで描ききった「戦をしない戦」 - 明晰夢工房

    スポンサーリンク このドラマがここまでの傑作になると誰が予想しただろうか。 脚の森下佳子は最終回が一番よく書けたと言っていたが、当に素晴らしい大団円だった。 真田丸にもつながる赤備えの登場や龍の形の雲が湧き出るお頭の最期、碁石を使った「完」の粋な演出など、このドラマを見守ってきた視聴者には大満足の最終回に仕上がっていたのではないかと思う。 特に良かったのは、この最終回では「交渉人」としての万千代の活躍が描かれていたことだった。 このドラマでは今までずっと、「戦をしない戦」を描いてきた。 戦をするところは直虎の父直盛が桶狭間で戦死するところなど必要最小限にしか描写されることはなく、力を入れてきたのは徳政令をめぐる今川家との駆け引き、瀬戸方久の「銭の戦」、井伊を守るためあえて汚名を着る「目付」としての小野政次の孤軍奮闘の様子だった。 大河ドラマで女性を主人公にすると、戦には出られないという

    『おんな城主直虎』が最終回まで描ききった「戦をしない戦」 - 明晰夢工房
    Matoc
    Matoc 2017/12/18
  • 『バッタを倒しにアフリカへ』と「やりたいこと」という呪い - 明晰夢工房

    スポンサーリンク バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (18件) を見る もうだいぶ前から評判になっているので手にとってみたが、たしかにこれは一度読みだしたらやめられないだ。日とは全く異なるモーリタニアの生活習慣も興味深いし、バッタの孤独相と群生相の違いなど、他では得られない知識も得られる。何より、クライマックスで「神の罰」と言われるバッタの大群と著者が対峙するシーンは感動的だ。およそバッタにもアフリカにも興味がない読者でも、間違いなく楽しめる一冊だと思う。 d.hatena.ne.jp しかしながら、こちらのエントリを読んだあとに改めて書を読んでみると、そこで浮かび上がってくるのは「やりたいことと稼ぐことを一致させる困難さ」だった。著者の前野ウルド浩太

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    Matoc 2017/11/17
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