75歳以上の後期高齢者を対象とする新たな健康保険制度が、4月1日から始まった。野党は「現代の姥捨て山」だと政府与党を攻撃し、メディアはお年寄りの怒り、生活の苦しさをあの手この手で取り上げる。 しかし、保険制度が複雑であるがゆえに、それらの批判には要所を外したものも多く、問題の本質がどこにあるのか極めて分かりくい。 結論を先に言えば、この制度は極めて無責任、制度設計の論理はあちこちで綻びた、出来の悪いものである。「現代の姥捨て山」である本当の理由を、以下に見ていこう。 まずは、健康保険制度を簡単に復習しておこう。私達は、企業や産業単位の「組合管掌健康保険(組合健保)」、その組合健保をもたない中小企業勤務の者であれば「政府管掌健康保険組合(政管健保)」、公務員あるいは私学校教職員なら「共済組合」、それ以外の人は市町村単位の「国民保険(国保)」、4つの健康保険いずれかに加入している。 今
NPO法人・人間中心設計推進機構(HCD-Net)は4月17日、「ペルソナ」による自治体サイトの評価結果の発表会を開催した。自治体サイトにおける引っ越しのコンテンツの使いやすさについて、架空の顧客像(ペルソナ)を設定して審査を行った。今年で2回目の調査実施となる。最優秀サイトは神奈川県川崎市麻生区、第2位が東京都品川区、第3位が茨城県ひたちなか市だった。そのほか、優秀サイトに東京都渋谷区、新潟県長岡市、神奈川県横浜市旭区が選ばれた*。 調査は人口13万人以上の市・区の300サイトを対象に、まずチェックリストに基づく予備審査、さらに簡易診断を行い55サイトを選定。この55サイトについて二次審査を行った。二次審査は、HCD-Netが実施しているペルソナによるサイト評価の研修を受講して認定された審査員が実施。上位10サイトを選定した。ペルソナは「独身サラリーマン」「子育て家族」「新婚カップル」「
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