排ガス不正問題を受けて、財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同社が、傘下の高級車ブランドを売却する可能性が出てきた。 これは12月4日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「フォルクスワーゲングループが巨額の借入金を返済できなければ、傘下のベントレーかランボルギーニを手放す可能性がある」と伝えている。 フォルクスワーゲングループに関しては、排ガス不正問題を受けて、大規模なリコール(回収・無償修理)を予定。さらに、各国当局から巨額の罰金が科せられる可能性もある。また、米国を中心に、フォルクスワーゲングループに対する集団訴訟も相次いでいる。 財務状況が悪化しているフォルクスワーゲングループ。同メディアによると、同社は最近、銀行13行から総額200億ユーロ(約2兆6000億円)を借入れ。期限の1年後に返済できなければ、ランボルギーニかベントレーを売却
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