インド洋の島国モーリシャスの離島、ロドリゲス島の海岸で、2年以上前に消息を絶ったマレーシア航空370便の残骸とみられる破片が新たに見つかったことが3日までに分かった。 現地ホテルの従業員がCNNに語ったところによると、モーリシャスの南西に位置する仏領レユニオン島から訪れていた同ホテルの宿泊客2人が3月31日、海岸でひとつの破片を発見した。破片は現在、警察が保管しているという。 マレーシア航空370便は2014年3月8日、乗客乗員239人を載せたまま消息を絶ち、機体は今も見つかっていない。 昨年7月にはレユニオン島で、不明機のものとみられる残骸が発見された。また今年2月にアフリカ東部モザンビークで見つかった残骸も同機のものとみられている。 オーストラリア運輸安全局(ATSB)の報道官は、同国当局がロドリゲス島で破片が見つかったことを認識していると述べる一方、検証作業はマレーシア当局が主導する