オーストラリアで慰安婦像建立に反対する団体JCNが、情報源にしていた無料情報誌『CHEERS』。その問題について、JCN批判エントリの注記で予告したとおり批判する。 「豪州の慰安婦像はこうやって阻止した」なんて高評価して大丈夫? - 法華狼の日記 『CHEERS』の従軍慰安婦記事そのものにも多くの問題があるが、それは別エントリで指摘することにしよう。 なぜか「http://cheers.com.au/entertainment/」カテゴリで、著名人インタビュー記事に混じって、従軍慰安婦問題について論じた記事がある。読んだ範囲では、どれも「大庭祐介」というライターが書いている。 それらの記事のひとつ、JCNの山岡代表が主張の根拠としたインタビュー記事を読んだところ、正直にいって信用することが難しいものだった。 http://cheers.com.au/entertainment/interv
米国カリフォルニア州グレンデール市が市立図書館横の公園に設置した日本軍「慰安婦」被害者の像が、州憲法や州法に違反するとして在米日本人数名とその団体(GAHT)が訴えていた裁判で、ロスアンゼルス先週一審判決が下された。結果は、昨年一審判決があった連邦裁判所における訴訟と同じく、原告の訴えを棄却する内容。 昨年11月末にはじまった裁判がこれほど早く決着したのは、被告グレンデール市の請求にこたえ、裁判所が今回の訴訟をSLAPP(strategic lawsuit against public participation 直訳すると「市民参加を妨害するための戦略的訴訟」)と認定したからだ。 一般にSLAPPとは、政府や大企業など権力や資金力のあるものが、自分たちに批判的なジャーナリストや一般市民など比較的力を持たない者による批判的な言論をやめさせようとして起こす訴訟であり、恫喝的訴訟とも呼ばれてい
これまで豪州の日系組織・団体は、互いの親睦と豪州コミュニティとの融和を主な目的として設立され活動してきました。今回私たちは、「親睦」が目的ではなく、あくまでも、今ここに存在する具体的な問題に現実的な対応を試みることを目的とした団体を設立することにしました。 特定の政治思想に依拠してではなく、ローカルコミュニティの平和と安寧を願い、子供たちの今と将来を守るという、市民として、親としての普遍的な願いに基づいた活動をします。その目的にかなうならば、民主主義社会において当然認められている正当な行為として、政府や政治家に働きかけることも活動に含めます。 私たちのモットーは、非敵対的合理主義です。意見が対立しても、憎悪に基づく敵対的な行為は避け、あくまでも融和と平和的共存・共栄を目指しながら、移民社会に受け入れられるような冷静で合理的な主張を展開していきます。私たちが目指すものは、単に日系社会の利益で
初期の在特会がインターネットで高評価で、批判されるにつれて切断処理されていったことを思い出す。 池上彰インタビュー記事*1で注目されたオピニオンサイト「iRONNA」に、「Japan Community Network」*2の山岡鉄秀代表がレポートを寄せていた。 豪州の慰安婦像はこうやって阻止した オーストラリアのストラスフィールド市で建立されようとした慰安婦像を、公聴会で議論して「阻止」したという内容だ。この公聴会での活動を継続するために、JCNをたちあげたという。 もとは『月刊正論』に掲載されたレポートで、産経サイトでも1月7日に前半が公開されていた*3。今回は全文が公開されているためか、はてなブックマーク等で注目を集めている。 はてなブックマーク - 豪州の慰安婦像はこうやって阻止した id:popoi氏のように後述の決議を指摘するコメントもある。しかし文脈をおさえていないためか、J
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く