世界のエレクトロニック・ミュージック・シーンに多大な影響を及ぼしてきたUK屈指の音楽家、アモン・トビン。近年では映画音楽製作や世界的バレエダンサー/振付師のピナ・バウシュの舞台作品「フルムーン」で楽曲が使用され、サウンド・トラックにも収録される。今作ではフィールド・レコーディングという手法を駆使し自然の中から生まれた音を完璧にコントロール、 新たなサウンドとビートを構築した。「見つけてきた音の粒子から自分の声まで、すべてのサウンドを新しい何かに変形させることが できる」とアモン・トビンは語る。 生命の始まりを想起させるエモーショナルなTr.1から、まるで一音一音が生き物のように不気味にうごめくビートが強烈な Tr.2、3。静と動、光と闇が同居する神秘的なTr.5。自身初のヴォーカルを取り入れた幽玄ながらもポップなTr.6、9や エレクトロニカ的なサウンドに接近したアンビエントなトラックも収