文化系トークラジオLifeのアキバ事件を扱った回を一通り聞き終えた。僕もブログで加藤をダシに製造業派遣を批判したり普段からロスジェネとして社会批判している訳で、かかる言説に対する違和感は耳が痛いし甘んじて受けるし、自分が何のために事件を論じたのか、それにどういった意味があるか改めて考えさせられた。 僕がアキバ事件を論じたのは、時節柄ネット規制の強化に繋げようという動きを牽制する意図があった。青少年ネット規制法の附則に明記された違法情報対策は進める必要があり、子どもにケータイを持たせないための立法措置とか、犯罪予告の検知システムをつくるといった話が動いているし、役所から掲示板に110番の案内を出せとか、昨年御社で何本のダガーナイフを売りましたか的な問い合わせや要請に対応している立場としては、今回の事件がケータイ・ネット業界への規制や監視の強化に繋がる具体的な危機感があるし、その前に考えるべき