ある特定の状況でどのようなオブジェクトが必要になるかを分かっていながらも、 それを取得するための手順に悩まされることがあります。 たとえば、Excelから特定の範囲を表すRangeオブジェクトを取得しようとした場合、 Workbooksオブジェクト→Workbookオブジェクト→Worksheetオブジェクト→Rangeオブジェクトという流れを実行することになり、 本来必要でないオブジェクトも取得するため煩わしいといえます。 アプリケーションがモニカを使用するようになれば、このようなオブジェクトの階層を文字列として表すことができるため、 目的のオブジェクトを取得するまでの手順を短くすることができます。 モニカの正体は、IMonikerで識別できるCOMオブジェクトです。 このオブジェクトの役割は指定された文字列から関連するオブジェクトを検索することですが、 この文字列の形式は常に固定とは限