この部品の品質はどれくらい? ヒストグラムで見えるもの:実践! IE:現場視点の品質管理(11)(1/2 ページ) ⇒前回(第10回)はこちら ⇒連載「実践! IE:現場視点の品質管理」バックナンバー ヒストグラムが有効なのはどんな場合? 表1に示した数値は、ある機械で加工された針金の引っ張り強度(28kg±5kg)を測定したデータです。この表を見ただけでは、数多くの針金の引っ張り強度がどのような品質でできているのかよく分かりません。これを分かりやすく整理したいときに、“ヒストグラム(Histogram)”を利用して図に表すと、出来栄えの品質の姿を正しく把握できるとともに、その状況に対応した次に取るべき行動の決定を行うことができます。 つまり、ある特性値について、多くのデータを得た場合に、これをそのまま見ていたのではどのような分布をしているのか分かりません。その分布を知るために“ヒストグラ
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