ハードディスクは長く使っていると、必ず寿命が来ます。 パソコンの部品の中でも、ハードディスクは 最も物理的に動作しているデバイスです。ハードディスク内部では数分間で何千回転という速度で動いています。そのため機器としての寿命は当然訪れます。 ハードディスクの平均寿命は、個体差はありますが 4、5年で、パソコンの故障の6割、7割をハードディスクが占めるといわれています。 ハードディスクが故障すると、カコカコと音がする、Windowsが起動しない、ブルースクリーン、パソコンの起動や動作が重いなどのトラブルとなってきます。 バックアップが重要といわれているのは、ハードディスクの故障が必ず起こるためです。 ハードディスクの故障で最も多いのは、不良セクタとよばれるものです。 ハードディスクは、セクタとよばれる膨大な記憶領域(区画)で構成されています。このセクタは経年とともに、不良セクタと呼ばれる読み取