信頼性(reliability)、保全性(maintainability)、可用性(availability)などを総合した広義の信頼性のこと。数値尺度として厳密に定義することが困難な利用可能性を含めた包括概念である。 信頼性工学の分野では、狭義の信頼性に保全性を加えた能力として説明している。JIS Z 8115:2000では、「アベイラビリティ性能及びこれに影響を与える要因。すなわち信頼性性能、保全性能及び保全支援能力を記述のために用いられる包括的な用語」と定義し、その備考で「非定量的用語として一般的記述に限り用いられる」と述べている。 もともとはフォールトトレランス研究の分野で、ジャン-クロード・ラプリエ(Jean-Claude Laprie)が使った言葉である。“信頼できるコンピュータ・システム”を考えるとき、それを阻害する要因として、確率として定量的に扱うことができる故障(fail
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