北海道旭川市の旭山動物園を「行動展示」などで活性化し、国内有数の動物園に育て上げた前園長の小菅正夫氏(62)が、旭川市長選(10月31日告示、11月7日投開票)に立候補する意向を、地元政党関係者に伝えていたことが4日、明らかになった。 小菅氏は札幌市出身。1973年に北海道大獣医学部卒業後、旭山動物園で勤務し、1995年に園長に就任した。同市長選には、元市議の安住太伸(たかのぶ)氏(40)がみんなの党推薦で立候補する意思を明らかにしているほか、民主党系の現職・西川将人氏(41)も出馬が確実視されている。