パソコンが遠隔操作されて犯行予告が書き込まれ、4人が誤って逮捕された事件を教訓に、警視庁は、警察署が行うサイバー犯罪の初動捜査を支援する専門のチームを発足させました。 新たに発足したのは「機動サイバー班」と呼ばれる捜査チームです。 1日、発足式が行われ、警視庁の石田高久生活安全部長が「サイバー犯罪は日々、巧妙化し、わが国の安全保障を脅かす事態になっている。サイバー犯罪に立ち向かい、国民の期待にぜひ応えてほしい」と訓示しました。 「機動サイバー班」は、警視庁のサイバー犯罪対策課に26人の体制で設けられ、警察署がインターネットによる犯行予告などを把握すると専門的な知識を持った捜査員が派遣され、発信記録の解析などを行います。 パソコンが遠隔操作されて犯行予告が書き込まれ4人が誤って逮捕された事件では、ネット上の住所に当たるIPアドレスに頼りすぎ、裏付け捜査を徹底しなかったことなどが原因とされてい