フラッシュメモリを用いたフラッシュストレージは非常に高性能な一方で、容量あたりの価格が高いことが課題でした。 しかし高価なフラッシュメモリも、大量生産と製造プロセスの微細化などによる価格下落により、いつかはハードディスクドライブよりも安価になると考えられていました。問題はそれがいつになるか、でした。 ストレージ最大手のEMCは、それが今年、2016年であると表明しました。 EMCで製品およびマーケティング担当プレジデントを務めるJeremy Burton氏は、日本時間3月1日早朝に行われたイベント「Quantum Leap」において「2016年はフラッシュドライブの価格下落が1万5000回転の高性能ハードディスクドライブの価格下落を追い越す境目の年になる」と発言しました。 「いまやフラッシュドライブの方が1万5000回転のハードディスクドライブよりも安いのだ。 そこでわれわれはここに、20