保育士不足が深刻化している。福岡県久留米市も例外ではなく、保育所に入れない待機児童数は59人(昨年4月時点)で、保育所定員を満たしていないにもかかわらず、人材難を理由に入所を拒まれている。市立大城保育所(同市北野町)で主任保育士を務める浦浩三さん(58)は数少ない男性保育士。「もっと“男性参画”が進めば、保育士不足の解消にもつながるのでは」。30年間、保育現場に身を置くことで見えてきたものもあるという。 【写真】1歳児クラスを受け持つ「男性保育士第1号」の浦さん。絵本を読み聞かせながら一緒に体を動かした 午後3時のおやつの時間。「みんな座って」。歩き回っていた子どもたちが椅子に腰掛けると、お菓子を手渡した。それでも、そわそわと落ち着かない子も。「椅子に座れる子は、かっこいいな」「さあ絵本の時間だよ。きょうは何かな」。優しい口調で、子どもたちの興味を引き付ける。 0~6歳の94人が通う大城保
![第1号の男性保育士、30年経て見えてきたもの (西日本新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/33901af2822f5b57c7ef0fb7c31f7ac6c2455d20/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180212-00010001-nishinpc-000-view.jpg)