7. slapd の実行 slapd(8) はスタンドアローンサーバとして動作するように設計されています。これによりサーバは、キャッシング、基盤データベースにおける並行処理問題の管理、システムリソースの維持といった利点が得られます。inetd(8) からの実行はできなくなりました。 7.1. コマンドラインオプション slapd(8) は、マニュアルページに詳説されているように多くのコマンドラインオプションをサポートしています。この節ではよく使われる少数のオプションについて詳説します。 -f <filename> このオプションは、slapd の設定ファイルを明示します。デフォルトは普通 /usr/local/etc/openldap/slapd.conf です。 -h <URLs> このオプションは代替のリスナ設定を指定します。デフォルトは ldap:/// です。これはデフォルトの L