とある最近の土日祝出勤の日、また職場近辺にドッペルゲンガーがあらわれた。出社してからずっとオフィスにいるのに、外から戻ってきた後輩に「あれ? Mmcさん、さっきセブンのほうにいました?」って言われたのだ。こうなってくると、怖いとか気味悪いとかよりも好奇心が勝ってきてしまい、ドッペルゲンガーの人すなわちドッペルさんと一度、会ってみたいものだなあ、と思う。しかし、会ってしまうとSF的に対消滅したりするのだろうか。 そんなことがあってのおととい、最終営業日の宇田川マメヒコで、友だちとドッペルさんの話になった。その友だちもドッペルさん経験があるとのこと。友だちを仮にKさんとしておく。 Kさん「ドッペルゲンガーにもし会ったら、まずなんて言いますか?」 Mmc「そこはやっぱり『やっと会えたね』でしょう」 ドッペルさんはどうやら自分と同年代っぽいので、そこはやはり辻仁成がパリのシャルル・ドゴール空港で中