東日本大震災では活躍のサービス 認知度不足? 被災地で必要なものをネット上にアップし、それを見た支援者が代金を払うと商品が届く−−。ネット通販大手「アマゾンジャパン」のサービス「ほしい物リスト」が、熊本地震でほとんど利用されていない。2011年の東日本大震災では活躍したが、認知度不足などから活用されていないようだ。 ほしい物リストは、たとえば避難所の運営者が欲しい商品とその数をネット上に掲載し、支援者がその商品をアマゾンを通じて購入すると、避難所に商品が届く仕組み。必要な物資を必要な量だけ調達できる利点があり、東日本大震災では、仙台市などが活用し、7000カ所以上の避難所や個人宅などに10万個以上の物資が届けられた。伝言欄もあり、避難所と支援者のコミュニケーション作りに役立った。南海トラフ巨大地震の被害が予…
自衛隊とオーストラリア軍が食料や燃料を融通する日豪物品役務相互提供協定(ACSA)が10年5月の日豪両政府による署名から2年以上発効しない状態が続いている。10年秋の臨時国会に提出された自衛隊法改正案に関連規定が盛り込まれたが、一括審議されている防衛省設置法改正案をめぐり民主、自民両党が対立し、今国会も成立が見通せない。 日豪ACSAは11年3月に豪側の発効手続きが完了。日本も同年4月に条約としての国会承認を受けたが、関連法案の処理が進まず、昨年の東日本大震災の際には支援活動に当たった豪州軍に自衛隊が食料や燃料を提供できない事態も生じた。日豪両政府は同盟国の米国を中核とした3カ国の安全保障協力を強化する方針だが、日本国内の与野党対立が水を差している。 自民党は日豪ACSAの早期発効が必要との立場だが、政府の公務員削減方針に基づき防衛省設置法改正案に盛り込まれた自衛官定数の574人削減に「自
桐生市の工事現場で、栃木県足利市立西中3年、石井誠人さん(14)が死亡した事故で、石井さんは太田市内の建設会社ではなく、同社社長(45)が経営する別のリサイクル会社のアルバイトだったことが10日、関係者への取材で分かった。当日は人手が足りないため、建設会社の作業員として、桐生市立黒保根中の現場で事故に遭った。社長も、こうした経緯を認めている。 関係者によると、社長は建設会社の他に、太田市の同じ敷地で、鉄やアルミ屑などの回収、買い受けを行うリサイクル会社を経営。石井さんを含め、これまでに雇っていた約20人の中学生はいずれも、リサイクル会社のアルバイトで、主にペットボトルや空き缶の回収、分別やプレス作業を担当させていた。 しかし、建設会社が請け負った仕事の人手が足りない時は、リサイクル会社の社員を代わりに派遣して調整するなど、2社間での人材のやりとりは頻繁に行われていた。石井さんは、こうした過
児童の列に車が突っ込んだ現場に手向けられた花束。日が暮れても車の行き来が絶えない=京都府亀岡市で2012年4月23日午後6時53分、森園道子撮影 京都府亀岡市の府道で23日、軽乗用車が集団登校の児童らに突っ込んだ事故で、重体だった市立安詳(あんしょう)小2年の小谷(おだに)真緒さん(7)と、別の女児の母親の松村幸姫(ゆきひ)さん(26)が死亡した。一方、車を運転していた無職の少年(18)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=が「運転中に居眠りした」という趣旨の供述をしていることが府警への取材で分かった。捜査関係者によると、軽乗用車は少年の知人のものだという。 府警は少年の無免許や居眠り運転が事故原因とみて、容疑を自動車運転過失致死傷に切り替えて調べている。 また、車に同乗していた大学1年の少年(18)=京都府南丹市=と専門学校生の少年(18)=亀岡市=を道交法違反(無免許運転)のほう助容疑
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