矢掛ライオンズクラブ(妹尾利雄会長)は、EM菌(有用微生物群)を活用しプールの汚れを抑える取り組みを町内7小学校で始めた。今秋と来春の年2回EM菌をプールに投入。水質改善とプール清掃時の負担軽減を見込む。 学校プールは年間を通じて水が張られ、ヘドロの発生が悪臭やシーズン前の掃除の手間を増す要因となっている。EM菌はヘドロの原因となる有機物を分解する効果があるとされ、地域の環境保護活動を進める矢掛ライオンズクラブが各校に導入を呼び掛けた。 9月24日には、小田小学校(同町小田)を妹尾会長らクラブのメンバー3人が訪問。6年生23人と一緒に、緑色に濁ったプールの中にEM菌培養液20リットルを流し込んだ。