2015/09/02にLinear RPCをOSS (Open Source Software)として公開させて頂きました。 http://linear-rpc.github.io/ Linear RPCはデータフォーマットにMessagePackを使用したRPC (Remote Procedure Call)であるMessagePack RPCの一実装です。今回はC++によるクライアント/サーバーとJavaScriptによるクライアント実装などを公開させて頂きました。Linear RPCは、元々IPネットワーク経由で業務用機器を遠隔制御するためのプロトコルとして実装しましたが、RPCを利用したいすべてのアプリケーションやサービスで利用することが可能になっています。 なお、公開させて頂いた実装についてですが、C++11仕様ではありません。これは、Linux用のC++のコンパイラでC++11
まず、RTT(往復遅延時間)というのはパケットを送信して受信した側が送信側にACKパケットを送り、送信側でそれを受取るまでの時間です。 ネットワーク疎通テストに使う ping も結果に RTT が表示されますよね。(XP だと下記の time のところです) >ping 10.0.120.1 Reply from 10.0.120.1: bytes=32 time=38ms TTL=54 さて、これとは別にTCPプロトコルにはウィンドウサイズというものがあります。 TCPは確実にパケットが届いたかどうかを確認するため、受信側が送信側にACKパケットを返すわけですが、毎回のパケット一つずつにACKを返すと非常に効率が悪いため、送信側が複数のパケットを送信し、その複数パケットに対してまとめて1回のACKを返すという仕組みをとってます。 この"複数のパケットの単位"がウィンドウサイズになるわけで
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