リミックスポイントの子会社で、仮想通貨交換業のビットポイントジャパンが運営する市場で約35億円分の仮想通貨が不正流出した。原因究明や被害を最小化させるため、現在仮想通貨の取引や新規口座の開設を含む全サービスを停止している。 12日発表の資料によると、内訳は顧客預かり分が約25億円、同社保有分が約10億円。11日夜に仮想通貨取引システムで送金に関するエラーが検出され、インターネットに接続している同社管理のホットウォレットからの流出が判明した。同社ホットウォレットではビットコイン、リップルなど5銘柄を管理している。 12日午前10時30分から全サービスを停止しており、業績に与える影響などは現在精査中。リミックスポイントの株価は、同日午後の取引で制限値幅いっぱいの前日比80円(19%)安の350円とストップ安となった。