東日本大震災の被災地にサッカーを通じて元気を届けようと、岩手県の沿岸部では初めてとなるJリーグの試合が3日、陸前高田市で行われました。 フロンターレは震災直後から、選手が陸前高田市を毎年訪れて復興支援の交流を続けていて、震災から5年を迎えたことし、被災地にサッカーを通じて元気を届けようと、陸前高田市などとともに親善試合を企画しました。 会場はがれきで覆われていた状態からボランティアやJリーグの支援で整備されたグラウンドで、試合の前にはフロンターレのキャプテン、中村憲剛選手やエースの大久保嘉人選手らがサッカー教室を開いて、地元の子どもたちと交流しました。 このあとの親善試合では、2日夜のリーグ戦に先発した選手たちは出場しませんでしたが、プロのサッカー選手たちの気迫あふれるプレーにおよそ2800人の観客は歓声を上げながら見入っていました。 小学6年の息子とともに参加した地元の40代の男性は「津