東芝、富士通、ソニーから独立したVAIO(長野県安曇野市)の3社が、パソコン事業の統合に向け、最終調整に入ったことが5日、分かった。 新たに持ち株会社を設立し、傘下に3社のパソコン事業会社を置く方向だ。東芝の「ダイナブック」、富士通の「FMV」、「VAIO」のそれぞれのブランドは残す形が有力。今年度内の基本合意を目指している。統合で部品の共同調達によるコスト削減などを進め、競争力の強化を図る。 現在は、3社とVAIO株の9割を持つ投資ファンド「日本産業パートナーズ」で、持ち株会社の出資比率などを交渉している模様だ。 東芝は持ち株会社への出資比率を出来るだけ抑えたい意向を示している。富士通もパソコン事業を連結対象から外したい考えで、株式の過半は取得しないとみられる。東芝と富士通は既に、パソコン事業の分社化を発表している。合意に向けては、VAIOの親会社である日本産業パートナーズがどれだけ出資
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