29日、群馬県太田市で道路を横切るようにおよそ1メートルの高さに糸を張り、自転車で通りかかった8歳の女の子の首に引っ掛けてけがをさせたとして、64歳の男が傷害の疑いで逮捕されました。 警察の調べによりますと、松島容疑者は29日、自宅近くの街路樹の高さおよそ1メートルの位置に釣り糸のような糸をくくりつけ、反対側の端を手で引っ張って道路を横切るように糸を張り、自転車で通りかかった8歳の女の子の首に引っ掛けてすり傷を負わせたとして傷害の疑いが持たれています。 女の子から話を聞いた親が被害を届け出て警察が調べた結果、女の子が見た男の特徴などから松島容疑者が関わった疑いが強まり、30日夜、逮捕したということです。 調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は松島容疑者が「女の子を知っていた」と供述していることから、詳しい動機を調べています。