「ウッドフォード氏本人は、儀礼や慣習よりもずっと具体的で憂慮すべき問題を巡って、同僚たちと衝突したと話している。トップの立場から『内部告発』を行ったためだという」(10月15日付け英紙「フィナンシャル・タイムズ(FT)」) 10月14日、オリンパスの菊川剛会長は記者会見で、「日常の業務で組織を無視した指示があり、グループ全体が混乱していた」ことを理由に、同社取締役会がマイケル・ウッドフォード社長を解任し、菊川氏が社長職を兼務することを発表。今年4月の社長就任からわずか半年のスピード解任となった。 同日、この解任発表について、オリンパス社内は「不自然なほど誰も触れようとしない」(同社現役社員)状況で、全社員向けに「菊川会長兼社長」名で次のような「臨時メッセージ」が配信されていた。 「(ウッドフォード前社長が原因で)独断専横的な経営判断で物事が進んでしまい、(略)このような事態を長期にわたり続
最近、音楽にまつわるメディア・広告関係者を悩ませている仕事があるという。ミュージシャンの顔やヘアスタイル、体型にまで及ぶ、大掛かりな写真修整作業だ。 芸能界でも同様の傾向は見られるものの、音楽界は際立って修整志向が強いのだそうだ。あるカメラマンがこうぼやく。 「デジタルカメラの普及以降、肌のくすみやシミはフォトレタッチで簡単に修整できるということで、編集部や制作会社に納品する前に、かならずリクエストされるようになりました。それでも以前は、難しい作業はレタッチ専門の業者が引き継ぐことも多かったのですが、最近はレコード会社や雑誌社の予算も少ないのか、『アゴのたるみを削ってくれ』『目を大きく』など、手間のかかる注文が増えましたね」 こうした修整作業は、女性ミュージシャンに対して行われるのが一般的だ。専門のレタッチ業者を複数抱えていると言われる浜崎あゆみを筆頭に、三十路を越えた女性ミュージシャンの
伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。 元官房長官だった野中広務の「官房機密費」問題が波紋を呼んでいる。 野中がテレビ番組や沖縄での講演などで、「(官房機密費は)政治評論をしておられる方々に、盆暮れにお届けするというのは額まで書いてありました」「返してきたのはジャーナリストの田原総一朗氏だけ」などと暴露したことが発端だ。 野中発言は一斉に報道されたが、その後評論家の実名などを含め深く追及するメディアはほとんどない。 それは評論家だけでなく大手マスコミ政治部や幹部の多くが、官房機密費という「毒まんじゅう」を食べているからに他ならない。及び腰になるのは当然のことだ。 そんな中ジャーナリストの上杉隆が「週刊ポスト」(小学館)誌上においてこの問題追及を開始した。 上杉といえば、記者クラブ開放の立役者であり、小沢一郎の土地疑惑
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