パワーエリートのネットワークを分析し、国際政治経済金融のキーパーソンを探るアルルの男・ヒロシです。 7月25日に米、英、独という主要なNATO加盟国の大新聞が一斉にアフガニスタン戦争に関する米政府内の秘密文書を公表しました。 この秘密文書は総数で9万2000点に及ぶ文書で、その多くはCIAの現地調査に基づいた内部レポートと言われている。ニューヨークタイムズやガーディアンが報じた内容によれば大きくは3つのポイントであるという。 * パキスタンとアフガン国境周辺の地域に拠点を持ち、両国に浸透し破壊工作を行う武装勢力(パキスタン・タリバン)には背後の協力者としてパキスタンのCIAと言われるISIの協力・内通がある。パキスタンのISIはタリバンとアメリカ軍の間の二重スパイになっている * 米国軍が行っている無人航空機による武装勢力への攻撃では民間人犠牲者も出ている。 * 武装勢力タリバンは今ま