牛すじの特徴 すじ肉(すじにく)とは、食肉のアキレス腱の部分、または腱が付いた肉のことです。また横隔膜の一部も肉質が似ていることから、すじ肉として扱われています。 今、流通しているすじ肉の大多数は肉牛のもので、牛のアキレス腱は特に「牛すじ」とよばれています。 すじ肉というのは長時間煮込まないと柔らかくはならず、煮込まないまま、そのままの状態であれば、ナイフや包丁を使用しても、普通の肉と比べて切りにくいものです。また、臭みが少々あって料理等にあまり使用されません。 ほとんどが廃棄部分になってしまって、店頭に出回ることが少ないのが現状なので、一般家庭で調理されることはあまりありませんでした。 しかしすじ肉は長時間煮込むことによって柔らかくなり、臭みが消えて、ダシも取れるので、手間ひまを惜しまないのであれば安くて美味しい食材として大活躍します。 料理のバリエーションも数多く、牛すじ肉だけで料理本