ブックマーク / movie.maeda-y.com (5)

  • 超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)

    「シン・ゴジラ」90点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊 ハリウッド版をすら凌駕する、これぞ2016年の日にふさわしい新ゴジラ 私は「シン・ゴジラ」が完成した直後、その事をある制作スタッフから聞いた。やがて試写予定についても別会社のスタッフから知らされていた。だが結局、公開までに通常の大々的なマスコミ向け試写会は行われなかった。 あの庵野秀明総監督の事だから、完成といいつつポスプロの沼に嵌ったか、あるいは初号試写を見た宣伝チームが急きょ事前に我々に見せることをやめる判断をしたのか。いずれにしても映画ライターの間ではこういう場合、ろくな結果にならないとの経験則がある。 しかも、たまたま見に行った都心の映画館の入りがきわめて悪かった(上映10分前の段階でなんと私一人)事もあり、不安は増大する一方だったが、なかなかどうして、「シン・ゴジラ」は期待をはるかに上回る大傑

    超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)
    Mu_KuP
    Mu_KuP 2016/07/30
    政治色が強いという意見があるけど、あれは「日本的なるものvs怪獣」を描いているだけで、イデオロギーは無い。無かったからこその傑作。よくぞゴジラを開放してくれたと感謝するしかない。
  • 超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中)

    「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 ファンをないがしろにした報い 諫山創の人気漫画の実写映画版として期待されていた前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、当サイトの批評文に樋口真嗣監督が激しく反応したことで炎上騒動を巻き起こした。関係者やスタッフの度重なる燃料投下でそれは大火となり、結果として初動50億の興収を期待されながらいまだ30億程度と、ファンにそっぽを向かれる結果を招いた。今頃映画会社の偉い人たちは、頭を抱えていることだろう。 100年以上ぶりに現れた人い巨人たち。崩壊した壁を修復すべく調査兵団が奮闘する中、アルミン(郷奏多)をかばったエレン(三浦春馬)はなぜか巨人化し、他の巨人を攻撃し始めた。それを見た人類側の生き残りは、敵か味方かわからぬエレン

    Mu_KuP
    Mu_KuP 2015/09/13
    実に心温まる、ハートフルプロレスであるw
  • 超映画批評『映画 怪物くん』5点(100点満点中)

    映画 怪物くん』5点(100点満点中) 2011年11月26日公開 全国東宝系 (3D&2D同時公開) 2011年/日/カラー/103分/配給:東宝 原作:藤子不二雄A「怪物くん」(小学館刊) 監督:中村義洋 脚:西田征史 出演:大野智 松岡昌宏 八嶋智人 川島海荷 上島竜兵 チェ・ホンマン ≪世界に誇るチャレンジ精神≫ 「デビルマン」「忍者ハットリくん」「ドカベン」……これまで日映画界は、数々の人気漫画を実写映画にしてきた。そのラインナップを見るだけでも、この国の映画業界がいかにチャレンジ精神に満ちているか、よくわかるといいうものだ。誰が見ても失敗するのが明らかなのに、果敢に挑戦を続けては討ち死にする。その勇姿はまるで、毎回記録1cmで沈みゆく、鳥人間コンテストのウケ狙い出場者のようでもある。 新大王就任を前にしながら、そのあまりのワガママぶりで国民の反発をくらった怪物くん(大野

    Mu_KuP
    Mu_KuP 2011/11/28
    B級、Z級としての評価も低い。…ある意味一番辛らつで、これほど客を呼び込まない様に書かれた批評も無いかもしらん。
  • 超映画批評『ザ・コーヴ』60点(100点満点中)

    『ザ・コーヴ』60点(100点満点中) The Cove 2010年7月3日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー 2009年/アメリカ/カラー/91分/配給:アンプラグド 監督:ルイ・シホヨス 製作総指揮:ジム・クラーク 脚:マーク・モンロー リック・オバリー ルイ・シホヨス ≪偽善者ホイホイ≫ 和歌山県・太地町で行われているイルカの追い込み漁を止めようとする、反捕鯨活動家たちのアウトローな活躍の姿を、けれん味たっぷりの演出で描いたドキュメンタリー。冗談好きなオスカー会員たちの悪ふざけか何かで、アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した話題作だ。多数の捕鯨反対派へのインタビューと、太地町のイルカ捕殺現場への侵入アクションで構成されている。 なおこの点数はトンデモ映画として見た場合のものであり、内容の正確性への評価は一切含まれていない。 いきなりだが、私と「ザ・コーヴ」

    Mu_KuP
    Mu_KuP 2010/07/05
    なるほど、と思わされること多し。/冷静にこういうメッセージを発信してくれる人は貴重。
  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

    Mu_KuP
    Mu_KuP 2010/02/05
    …ちょっと感想がズレているような気がしないでもない。いやまて、これが「非オタ」の視点なのだろうか?うーん。。
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