安倍政権の看板政策「人づくり革命」の具体策を検討する「人生100年時代構想会議」がスタートした。安倍首相は政策実現のための財源についても議論するよう指示した。 安倍首相「一人ひとりが学びたい、仕事をしたい、その要求に応えていくことができれば、社会にも貢献していただけるし、あるいはそれぞれの人生が、100年もっと充実したものになっていくのではないかと」 会議では長寿時代の生き方について書いた「LIFE SHIFT」の著者、リンダ・グラットン氏も訪日して参加し、「卒業」「就職」「一斉に引退」といった“単線型の人生”の見直しや、生涯にわたる学習の重要性などについて提言した。これを受けて、学び直しや職業教育の充実を含めた大学改革や、待機児童対策など、全ての世代に向けた社会保障などについて話し合われた。 安倍首相はまた、財源のあり方も議論し、結論を出すよう指示した。会議は年内に中間報告をまとめる予定