●パリ協定発効 今日は、地球温暖化対策の新しい国際ルール「パリ協定」が発効し、歴史に、記録されるべき日となりました。パリ協定は、去年12月のCOP21で採択され、その後米中、インド、EUなど、既定数の55か国以上が批准し、発効に至りました。今後、深刻化する地球温暖化に対して、世界のすべての国が、行動を始めることになります。 「パリ協定の中身を再確認」し、 「世界が直面する課題」と 「日本がなすべきこと」について、考えてみたいと思います。 ●パリ協定とは パリ協定が発効したからといって、地球温暖化に歯止めがかかったわけではありません。 これは、世界の平均気温の今年までの変化です。CO2など温室効果ガスの増加で、地球の平均気温は上がり続け、世界各地で異常気象が頻発しています。今後、世界が、厳しい対策を取らなければ、地球の平均気温は2100年で、最大4.8度上昇し、大規模な被害が世界中で起こるこ
![「パリ協定発効 日本の課題は?」(時論公論) | 時論公論 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/060cb00414c64aca6922f34bdfb2b2b084af5a67/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fkaisetsu-blog%2Fimage%2Fj161104_00mado.jpg)