『すべての人の“表現したい”がかなう世界』 自由に表現したいという想いにどこまでも寄り添えるように。「VOCALOID」と「だれでもピアノ」はまったく異なるように見えて、そんなやさしい世界の実現を共に描いている。耳をすまして聴こえてくるのは、自由の音なのかもしれない。 「ボーカル」と「アンドロイド」の組み合わせを想起させる特徴的な名前の「VOCALOID(ボーカロイド)」。「ボカロ」「ボカロ曲」「ボカロP」といった派生語も日常的にテレビやネットで取り上げられるようになり、VOCALOIDと結びついたキャラクターのゲーム、二次創作のイラストやマンガ、小説など、音楽以外の多彩な表現も続々と誕生した。いまやすっかり市民権を得たVOCALOIDだが、その広がりを支えてきたのが、「クリエイターの自由な表現に寄り添う」という決意であったことを知る人は少ない。 ヤマハが開発した歌声合成技術 VOCALO