2012年大統領選への出馬を正式に表明したオバマ大統領は19日、明治時代に日本が寄贈したことで知られる首都ワシントン・ポトマック川河畔の桜の大木を切り倒し、再選に向けての意欲を改めて表明した。桜の木を伐採する行事は、初代大統領ワシントンの逸話「ワシントンの斧」にちなむ。 この日行われた桜の切り倒しは、初代大統領であるワシントンが幼少時、桜の木を切り倒したおかげで後に大統領になれたという逸話「ワシントンの斧(George Washington’s axe)」にちなんだもの。また行事に使われる「ポトマック川の桜の木」は1912年(明治45年)、尾崎行雄東京市長が寄贈したことで、日本でもよく知られている。 寄贈以降、桜の切り倒しは数多くの大統領候補が当選を願って行う一種の験担ぎ(げんかつぎ)として受け継がれているが、過去行事をしなかったケネディ元大統領が何者かに暗殺されていることから、験担ぎ以上