ジンバブエ・ドルは、かつてジンバブエが発行し存在した法定通貨。ジンバブエ準備銀行が発行していた法定通貨でもあった。通貨の補助単位はセントで、1ドル=100セントとなっている.通貨の記号は $ または、他のドルと区別するため Z$ が一般的に使用された。通貨コードは、ZWL であるが、旧コードとして ZWD などもある。 2015年には公式に通貨としての廃止が決定され、2015年6月から回収を開始し同年9月には回収を終えた[4]。通貨発行が停止した後の数年間はアメリカ合衆国ドルや南アフリカランドといった、他の国家が発行した法定通貨での商取引が行われた。2019年6月に暫定通貨RTGSドルが唯一の法定通貨と指定され、現在に至っている[5]ものの、年300 %を超えるハイパーインフレーションによる紙幣不足のため、2020年3月より再び米ドルの流通が暫定的に認められている[6][7]。 概要[編集
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