4つのアーチだけが残ったサン・ベネゼ橋 夜景 サン・ベネゼ橋(仏:Pont Saint-Bénézet)は、フランス、アヴィニョンのローヌ川に架かっていた石造アーチ橋である。一般にはアヴィニョンの橋として知られている。 この橋はアヴィニョンの城壁の外側にあり、アヴィニョンと対岸のヴィルヌーヴ=レザヴィニョンの間のローヌ川に架かっていた。建設されたのは1177年から1185年にかけてである。22連のアーチ橋であり[1] 長さは920m、幅は4mあった。ベネゼ(ブノワのプロヴァンス語形)という名の羊飼いが、天使からローヌ川に橋を架けよと告げられて橋づくりに奔走していたと伝えられており、ベネゼの没後に橋が完成すると橋の上のサン・ニコラ礼拝堂に葬られ、民衆からの崇敬を集めたという。後に聖ベネゼとして列聖され、橋梁建設者の守護聖人とされている。 1226年、ルイ8世がアヴィニョンに攻めてきたときに、
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