叔姪婚(しゅくてつこん)は、おじまたはおばと姪または甥の結婚。異世代婚の一種。ただし、日本語では「姪男」を「甥」と呼んだりするなど親族呼称を別に言い回すことが多いため、紛らわしさを避けるため「叔父(伯父)と姪の結婚」「叔母(伯母)と甥の結婚」などと関係を具体的に表現することも多い。近親婚扱いされて許可されていない国も多い。 なお、「おじと姪の結婚は認めるがおばと甥の結婚は不可[1](あるいはその逆)」「母方のおじ・おばとの結婚は認めるが父方は不可(あるいはその逆)」というような片方のパターンだけ認めるようなケースもある。 15世紀から17世紀にかけてのハプスブルク家の系図 古代ローマ帝国では、皇帝クラウディウスと姪の小アグリッピナが法律を変えて無理に結婚した例がある。東ローマ帝国の皇帝ヘラクレイオスと姪のマルティナのように、周囲から非難を浴びながらも結婚した例もある。南ドイツ発祥で神聖ロー