3年前、名古屋市で知り合いの女性を殺害した罪や、仙台市で同級生2人に劇物のタリウムを飲ませて殺害しようとした罪などに問われ1審で無期懲役の判決を受けた元女子大学生が、27日開かれた2審の被告人質問で「1審判決のあとも人を殺したいという考えが1日に5、6回浮かぶ」などと述べました。 1審の名古屋地方裁判所は、ことし3月、「複雑な精神障害の影響で刑事責任能力はなかった」とする弁護側の主張を退け、無期懲役を言い渡していました。 27日、名古屋高等裁判所で開かれた2審の裁判で被告人質問が行われ、元女子大学生は弁護士の質問に対して「1審判決のあとも人を殺したいという考えが1日に5、6回、多いときで10回以上浮かぶ」と答えたほか、「判決のときタリウムが没収されるのが嫌だなと思った」とも述べました。 また検察官からどのような判決を望むか尋ねられると「量刑というより、刑務所の中で治療ができて人を殺さない自