ユナイテッド・シネマは6月1日、正面と左右側面にスクリーンを備える3面映画上映システム「ScreenX」を「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」(東京都港区)に7月1日に導入すると発表した。同様のシステムは日本初(同社調べ)。 映画のシーンに応じ、正面のみと3面で映し分ける。観客は最大270度の視界で映像を見ることができ、「映画の世界に自分の感覚が没入していくような体験が可能になる」としている。 同技術は、韓国の映画配給会社CJ CGVが開発。2015年に韓国で初めて導入され、米国、中国など世界108カ国の映画館で利用されている(17年2月時点)。 ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場では、7月1日からScreenXを活用し、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を上映する。通常料金(大人1800円、大学生1500円、中学生以下1000円、いずれも税込)に700円プラス
スマートフォンの普及によって娯楽が多様化したほか、ネットを活用したストリーミング配信で新たな映画の鑑賞方法が広がり、いま映画という娯楽を取り巻く環境は、大きな変化の渦中にある。 一部では「もう映画館で映画を観る時代ではない」という声も上がっている。 そんな流れの中で、「映画館で映画を観賞する」ということはどこまで追求できるのか。 そして、それぞれの映画館は、どのような形で生き残りの施策を行っているのだろうか。 5つのパターンに分けて、その事例を紹介する。 【1】デジタル化を逆手に取った3D・4DX・IMAX体験の提供 2015年は、映画館で4DXやIMAXが大きく普及した年であった。 それより以前から、3Dでの映画観賞、という形で、「映画館でしか味わえない高度な体験」を提供しようとする動きはあり、たとえば映画『アバター』(2009年)の大ヒットはその流行を後押しした。 その後、3Dブームは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く